PEANUTSで1963年9月30日、5(ファイブ)という名の男の子が登場し5(ファイブ)には女の子の双子の4(フォー)と3(スリー)という妹達がいます。
4(フォー)と3(スリー)は見分けが付かない程よく似ています。
5(ファイブ)は名前は派手ですが、5(ファイブ)はおとなしいタイプで明るく普通に仲間達と過ごしています。
5(ファイブ)という名前はパパが付けた名前でパパはノイローゼになってしまっています。
①【PEANUTS 5(ファイブ) ４(フォー) 3(スリー) パパが命名】自己紹介・郵便番号
1963年9月30日、近くに引っ越して来た「5(ファイブ)」という名の男の子が、ライナスに自己紹介します。
5(ファイブ)という名前はとてもインパクトが強く、一見便宜上の呼び方に聞こえますが5(ファイブ)はライナスに「近ごろは番号だらけでみんな自分が何者かもわからなくなってるとパパは言うんだ…」と言います。
5(ファイブ)はさらにライナスに「そこでパパは、我が家では名前の代わりに番号をつけるべきだと決めたんだ」と説明します。
5(ファイブ)は坊主頭がツンツンと髪が伸びたいがぐり頭のような髪型で、背の高さはライナスよりも低く、体の大きさはチャーリーブラウンより一回り小さく、優しそうな可愛い顔をしています。
5(ファイブ)はチャーリーブラウンにも名前の説明をします。
5(ファイブ)は姓は59472で、これは実のところは郵便番号だといいます。
5(ファイブ)は「この番号がそもそもの始まりだったの…これのおかげでパパはある晩、とうとう完全にヒステリーになっちゃった」と言います。
そして5(ファイブ)は「フルネームは555・59472」「略して5(ファイブ)と呼ぶ」(つまり5(ファイブ)はあだ名)「妹がふたりいてね、3(スリー)と4(フォー)っていうんだ」とチャーリーブラウンに説明します。
5(ファイブ)はこの名前の説明をこれまでも他の人にも何回もしてきているのでしょうね。
まずは5(ファイブ)の名前を聞いて皆が疑問を持つので、5(ファイブ)は皆に最初に分かりやすく名前の説明をするように心がけているのでしょうね。
チャーリーブラウンは5(ファイブ)をサリーに紹介します。
サリーはこの時将来の名前を「サリー・95472夫人」と想像して自分には似合わないと思います。
5(ファイブ)は犬小屋の上にいるスヌーピーに「やあ、子犬くん…」と言い今度引っ越して来たことを話して自己紹介し、ルーシーにも自己紹介します。
やはりルーシーも5(ファイブ)に名前が5ということの理由を聞き、５(ファイブ)はルーシーに「近ごろはなんでも番号を押しつけられるんでぼくのパパはノイローゼになっちゃって、家族の名前を番号に変えちゃったのさ…」と説明します。
5(ファイブ)のパパが家族の名前を番号に変えたのは、抗議の方法ではなく降参の方法なのだと言います。
5(ファイブ)のパパのノイローゼはその後は大丈夫なのでしょうかね。
5(ファイブ)とチャーリーブラウンは学校の勉強について話をします。
5(ファイブ)はチャーリーブラウンに学校でのジャーナリズムの勉強で先生に朝刊と夕刊の本当の違いを聞かれて「夕刊を読むときは明かりをつけますってぼくは答えた…」と言い、あまりいい点は貰えなかったことの話をします。
先生からの問いかけは、小学生の5(ファイブ)には難しかったのです。
朝刊は前日のニュースのまとめで、夕刊はその日に起きたニュースが載っているという点で、夕刊には新鮮さが感じられると言われています。
またチャーリーブラウンが5(ファイブ)に成長した大鹿は体重1800ポンド(約817kg)、北極熊は1600ポンド(約726kg)、大きなセイウチの雄はときには3000ポンド(約1362kg)になると話します。
5(ファイブ)はチャーリーブラウンの話を黙って聞いています。
そばでそれを一緒に聞いたスヌーピーは自分の体重を測りに行き、23ポンド(約10kg)と言っています。
ビーグル犬の標準体重は10kgと言いますから、スヌーピーは標準的なビーグル犬です。
10kgというと相当な重さで10kgのお米を持つとずっしりくるので、スヌーピーを抱っこするには大変な重さですね。
②【PEANUTS 5(ファイブ) ４(フォー) 3(スリー) パパが命名】双子の妹４(フォー)と3(スリー)
上 ４(フォー)
5(ファイブ)の双子の妹達がルーシーに自己紹介します。双子の妹は二人共そっくりです。
二人の見分けは、4(フォー)の方が髪の横分けにした前髪が厚いというところです。
4(フォー)も3(スリー)も髪の色はブラウンです。
双子の妹達は服装も全部同じです。
スヌーピーは犬小屋の上から3(スリー)と4(フォー)を眺め「あの変わった名前の女の子ふたりだ…3(スリー)と4(フォー)、子どもに番号か凄いね…」と独り言を言います。
数字での本当の名前なので仲間達は最初は驚きますが、変わっている名前のおかげで皆の印象に残り、覚えて貰いやすいことはいいことだと思います。
上 3(スリー)
３(スリー)は横分けにした前髪が4(フォー)に比べ若干平らになっています。3(スリー)の髪の色は4と同じくブラウンです。
③【PEANUTS 5(ファイブ) ４(フォー) 3(スリー) パパが命名】5(ファイブ)の日常
5(ファイブ)はハローウィンの夜、カボチャ畑でライナスと一緒に居る時、ライナスが「カボチャ大王」の説明をするのを聞いています。
初めて聞くカボチャ大王の話に、しばらく5(ファイブ)は考えた後ライナスに「きみ、この前に身体検査したのいつ？」と聞きますが、5(ファイブ)はライナスのことを頭がいかれていると思ったのかもしれません。
ライナスからカボチャ大王の話を聞いて興味を示したりしない5は正常です。
また5(ファイブ)はチャーリーブラウンに学校はどうかと聞かれ、先生は「5・95472」の2を強く発音するのだそうですが、アクセントは4にある「5・95472」と言います。
5(ファイブ)はそのことは先生には何回も言っているそうで、5(ファイブ)にとっては名前の発音は正確に呼ばれたいのですね。
また5(ファイブ)は学校では、チャーリーブラウン、バイオレット、シャーミー、シュローダー達と同じクラスです。
5(ファイブ)はチャーリーブラウンの野球チームのメンバーです。
5(ファイブ)はスヌーピーが野球で新人王になり大きなトロフィーを貰った時スヌーピーの横に居て、皆と一緒にスヌーピーの晴れ姿を嬉しそうに見ています。
スヌーピーが野球で新人王になったのは1969年6月15日で、この日がシャーミーの登場最後の日でシャーミーはそれまで一塁を守っていました。
そのためその後5(ファイブ)が一塁を守ることもあると思います。
野球のポジションはピッチャーがチャーリーブラウン、キャッチャーがシュローダー、二塁がライナス、三塁がピッグペン、ショートがスヌーピー、レフトがパティ、センターがバイオレット、ライトがルーシーですが、外野はフリーダが加わることもあり、メンバーは日によって変動します。
そして5(ファイブ)は映画館にも皆と一緒に行きます。
5(ファイブ)はロイとライナスと三人で遊ぶこともあります。
④【PEANUTS 5(ファイブ) ４(フォー) 3(スリー) パパが命名】まとめ
PEANUTSで5(ファイブ)、4(フォー)、3(スリー)は一度覚えたら印象に強く残り忘れることのないような数字の名前の三人で兄と双子の妹です。
5(ファイブ)、4(フォー)、3(スリー)と名前自体は単純な名前ですが、短くて一文字で呼ばれると凄い名前になりますね。
5(ファイブ)のパパのノイローゼは無事なのかと気になるところです。
5(ファイブ)は名前は派手ですが見た目おとなしそうな可愛らしい男の子で、その名前と人物のアンバランスなところが何とも言えません。
4(フォー)と3(スリー)の双子の妹達はそっくりで、区別がつかない程よく似ていて、姿を見せてくれるととても可愛らしくて楽しいです。
