PEANUTSでシュローダーはベートーベンに憧れ、ベートーベンと音楽に夢中になっています。
シュローダーは日常おもちゃのピアノで、ベートーベンの音楽を弾きこなす天才音楽少年です。
シュローダーのそばにはルーシーがいて、ルーシーとの日常には意外なことがあります。
①【シュローダーの日常 音楽とベートーベンとルーシー】あと何日
シュローダーの尊敬するベートーベンの誕生日は、1770年12月16日です。(1770~1827)
そのベートーベンの誕生日がシュローダーはとても待ち遠しいのです。
シュローダーはベートーベンの誕生日を意識していて、あと何日、と書いた札を持って仲間達に知らせるのです。 これは恒例になっています。
シュローダーのおもちゃのピアノに寄り添ってそばで寝そべるルーシーとのおしゃべりも、べートーベンの誕生日のことで持ち切りになります。
ルーシーは勘違いして、ベートーベンの誕生日には自分がプレゼントをもらえるのかと思ってしまうほどになるのです。
ルーシーにとっては毎日同じ話題だとその話題のことは繰り返されるので、頭の中に自然に残っていきます。
ルーシーはシュローダーのことが好きなのでシュローダーの話題に合わせているのです。
それでもルーシーはシュローダーのそばに居たいのです。
ルーシーはシュローダーのそばにいることがよっぽど幸せなのです。
②【シュローダーの日常 音楽とベートーベンとルーシー】ベートーベンの誕生日を忘れた
しかしそのベートーベンの誕生日を、シュローダーが忘れてしまったことがあります。
シュローダーは誕生日から数日過ぎてルーシーに言われて気付いたのです。 こういう事もあるのですね。
シュローダーはがっくりしてしょんぼりしてしまいました。
シュローダーがピアノでメロディーを弾くことにあまりに夢中になっている間に、ベートーベンの誕生日が通り過ぎていったのですね。
ルーシーの方がベートーベンの誕生日を意識していて、しっかり覚えていたのです。
ルーシーは知らず知らずのうちにシュローダーを助けているのです。 またシュローダーはルーシーに助けられているのです。
シュローダーは心の中できっと、ルーシーありがとうと思ったと思います。
③【シュローダーの日常 音楽とベートーベンとルーシー】立ち去る
シュローダーはおもちゃのピアノを弾いている時、ルーシーが自分達二人が将来結婚した時のことを話し出すと大声で笑いいなくなってしまいます。
シュローダーは怒るとおもちゃのピアノをひっくり返して、ルーシーをおもちゃのピアノに持たれかけないようにします。
しかし笑いすぎるとシュローダーはピアノを弾けなくなってしまいます。 そういう時はシュローダーはピアノから立ち去るのです。
ルーシーが冗談きつくてシュローダーが笑い転げるというのも、シュローダーにとっては困るところです。
そういう時でもシュローダーはあえて喧嘩はしないのです。 喧嘩は疲れますからその場から離れる方が無難です。
④【シュローダーの日常 音楽とベートーベンとルーシー】幸せな時間
シュローダーにとってはおもちゃのピアノを弾いている時が一番幸せな時間です。 キャラクター達は皆個性があって楽しいことが一人一人違います。
シュローダーにはおもちゃのピアノが付き物になっているので、ピアノ少年ということがすぐに分かります。
鍵盤の黒い部分は、塗ってある絵で本物の鍵盤ではないといいます。また、楽譜はなく頭に楽譜を記憶しているのです。 シュローダーは、音楽の才能が超人的で、努力家でもあります。
⑤【シュローダーの日常 音楽とベートーベンとルーシー】ルーシーからのお祝い
1984年12月16日、ベートーベンの誕生日にルーシーがシュローダーに、お祝いにカップケーキをプレゼントしました。
シュローダーはピアノの手を止めて本当に嬉しがり、思わずルーシーのほっぺにチュっとキスをしました。
ルーシーは目をつぶっていたためそばにいたスヌーピーがキスしたと思い、大騒ぎして叫んで行ってしまいました。
思ってもみないことって本当に起こるものなのですね。 ルーシーが目を開けていれば嬉しがったのに残念です。
ルーシーはしっかり見ていれば、喜ぶどころか大喜びで舞い上がってしまったと思います。
シュ ローダーの方がルーシーの勘違いにがっかりしたのではないでしょうか。
⑥【シュローダーの日常 音楽とベートーベンとルーシー】まとめ
PEANUTSでシュローダーの奏でるいいメロディーのように、シュローダーの人生もいい人生だといいですね。
スポーツが人生に通じているのと同じように、音楽も人生に通じていると私は思います。
これはPEANUTSのキャラクター達から教えられた、人生をより良くするための物事の考え方です。
そして今回気付いた大切なことは、ルーシーがベートーベンの誕生日を忘れずにいて、シュローダーを助けたということです。
しかもルーシーはそのことを得意がったりしないのです。 優しいルーシーです。ルーシー自身シュローダーを助けたとも思っていないと思います。
シュローダーにとってはルーシーは普段うっとうしいように感じられています。 それはルーシーがあまりに身近すぎて、なかなかルーシーのよさがわかる出来事が起こらないためかもしれません。