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ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!

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PEANUTS ライナス

PEANUTSで、ライナスはカボチャ大王を信じています。

ライナスはによると、カボチャ大王は10月31日ハローウィンの夜に、カボチャ畑から立ち現れて、世界中の子供達へおもちゃを持って行くというものです。

ライナスは、カボチャ大王は最も誠実と思われるカボチャ畑に現れると信じています。

そしてライナスは一晩中カボチャ畑で、カボチャ大王を待っているのです。

仲間達は、そんなライナスをからかいながらも見守っています。

①【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】カボチャ大王とは

カボチャ大王は、ライナスの想像上のもので、実際に姿を見せたことはありません。

1959年10月26日、ライナスは「カボチャ大王」に手紙を書いています。持って来て欲しい物を書いたと言います。

後にライナスは、カボチャ大王はとても感じやすいので、持って来て欲しい物をお願いしてはいけないと言っていますが、この最初の時は欲しい物をお願いしています。

この時が、ライナスがカボチャ大王のことを言い始めた初めての時です。

ライナスは1960年10月30日、チャーリーブラウンと一緒にカボチャ畑に居て、ライナスはチャーリーブラウンに、カボチャ大王の説明をしています。

それ以前のハローウィンの時は、ライナスはルーシーと一緒に、ハローウィンのカボチャの準備をしたり、白いシーツで目の部分だけくり抜いた物を作り、それを被ってシーツお化け姿になり、いたずらかおごりか(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)に出掛けていました。

1960年10月下旬、ライナスは喜びの季節、「カボチャ大王」がやって来る、と言い「カボチャ大王」に夢中になります。

ライナスによると「カボチャ大王」とは、ハローウィンの夜に「カボチャ大王」がおもちゃの入った大きな袋を持ってカボチャ畑から立ち現れる、それから彼は空を飛んで、よい子にしていた全ての子供達におもちゃを配りまわる、というものです。

またライナスが言うには、世界中の子供達がカボチャ大王に手紙を書いているのだそうです。

この一年、悪い子だった子供は、おもちゃをもらえないそうです

カボチャ大王を信じるライナスの表情は、生き生きしています。

ライナスはルーシーにカボチャ大王の存在を否定されても、聞く耳を持ちません。

ライナスはチャーリーブラウンと夜のカボチャ畑に行き、暗闇でのスヌーピーの姿をカボチャ大王と思い勘違いします。

ライナスは暗闇でのスヌーピーの姿に驚き後ろに倒れてしまい、ライナスが見ていなかった時にカボチャ大王は空へ飛んでいったと思うのです。

ライナスは夜空にむかって「さよなら、また来年まで、カボチャ大王!」と言い手を振ります。

その後ライナスは、我に返ったように「ぼくはカボチャ大王を信じてた!本気だったんだ!」と言い、「ぼくはどうしてそんなにマヌケだったんだ?」と言います。

チャーリーブラウンからは、気にしないようにと言われています。

②【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】エスカレートする 

翌年の1961年10月下旬、ライナスはカボチャ大王を信じるのをやめるどころか、ハローウィンの5日も前からカボチャ畑に座り込み、カボチャ大王の到来を待つようになります。

ライナスはカボチャ大王が現れるのは、カボチャ大王が一番誠実だと認めたカボチャ畑だと言います。

ライナスはサリー、バイオレット、ルーシーには呆れられ、チャーリーブラウンもライナスを心配しています。

ライナスは、チャーリーブラウンやルーシーといたずらかおごりかに行かず、カボチャ畑に座り込んで、カボチャ大王の出現を待っているのです。

ライナスは、カボチャ畑で眠ってしまいます。

チャーリーブラウンはライナスを起こす時に、ラジオで聞いたということにして、カボチャ大王はニュージャージー州のフリードマンという人のカボチャ畑に現れたそうだということを話します。

チャーリーブラウンは考えた末、そう言ってライナスにカボチャ大王はここへは来ないと思わせるしかなかったのですね。

チャーリーブラウンは、ライナスを失望させては可愛そうだと思ったのだと思います。優しいチャーリーブラウンです。

その翌年の1962年のハローウィンでは、ルーシーはライナスに協力的になり、ルーシーもカボチャ大王を待つようになります。

チャーリーブラウンは「何から何までバカバカしい…」と言います。

チャーリーブラウンは、ライナスはともかくとして、さらに、ルーシーまでカボチャ大王を信じるというので、二人が大丈夫かと心配になったのです。

大変なのは、心配するチャーリーブラウンです。

サリーはライナスに付き合って一晩中カボチャ畑でカボチャ大王を待っていたため、一年に一度の、いたずらかおごりかに行けなかったと言い、怒ってしまいます。

ルーシーがライナスに協力的になった年は、この年だけです。

1970年のハローウィンで、カボチャ大王を信じるライナスはルーシーから愛想をつかされ、ライナスは仲間の皆を敵と思ってしまいます。

ライナスは、スヌーピーが一緒に待っていても、いつも現れないカボチャ大王に向かい、とうとう「出てこい、マヌケ!!!」と叫ぶようになります。

ライナスも待ちくたびれるのです。

1987年のハローウィンで、サリーは夜、雨の中ライナスに付き合ってカボチャ大王を待ち、ずぶ濡れになってしまいます。

サリーはライナスを私のバブーちゃんと呼び、ライナスのことが大好きなので、カボチャ大王待ちに付き合うのです。

サリーはカボチャ大王を信じていませんが、他の年も何度もライナスと一緒に、カボチャ畑でカボチャ大王を待つのです。

1989年のハローウィンで、ライナスは他の家のカボチャ畑にスヌーピーと入って、カボチャ大王が来たらビデオを撮るんだ、と言いますが、その家の女の子に泥棒と思われてしまいます。

その女の子からライナスは、カボチャが欲しいならあげると言われ、ライナスは頭からカボチャを被せられてしまいます。ライナスは人騒がせで、やりすぎです。

チャーリーブラウンはライナスがカボチャ畑で座り込み、カボチャ大王を待っていると必ずライナスの様子を見に行きます。

チャーリーブラウンは絶えずライナスのことを心配するのです。

ルーシーやサリーがライナスに知らんふりをしても、チャーリーブラウンはライナスのことを見放しません。

③【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】ペパーミントパティとマーシー

1966年のハローウィンで、ペパーミントパティはライナスからカボチャ大王の話を聞き、バカげているし、くだらないけど信じるというのです。

ペパーミントパティはカボチャを10個買って来るのですが、ロイから、ライナスがカボチャ大王は偽善が大嫌いと言っていたと聞き、カボチャ畑のでっち上げはよくないことを知ります。

この時ライナスもペパーミントパティも、カボチャ大王を待っていても来なかったので、くたくたになります。

1973年のハローウィンで、ペパーミントパティは、 カボチャ大王を信じるライナスのことは相手にしていません。

マーシーもカボチャ大王のことは信じません。

それでもライナスは一人でカボチャ大王を待ちます。

1975年のハローウィンで、ペパーミントパティは、どうしても新しいグロープが必要ということで、カボチャ大王を待ってカボチャ畑にいます。

この時のペパーミントパティは、カボチャ大王を信じざるを得なかったのです。

マーシーはライナスに電話し、ライナスの弟子ができたことを告げてライナスを喜ばせようとします。

カボチャ畑でペパーミントパティはライナスに、カボチャ大王に新しいグローブを頼んだことを話します。

しかしライナスによると、カボチャ大王はとても感じやすく、そのためサンタクロースの時のようにプレゼントとして持ってきてもらう物を頼んではいけないのだそうです。 カボチャ大王が持ってきてくれる物を待つだけなのだといいます。

ライナスは、ペパーミントパティが、カボチャ大王とハローウィン精神に背いたと言い、怒ってしまいます。

そのためペパーミントパティは、カボチャ畑から追放されます。

ライナスはカボチャ大王を信じることは、信念だと言います。

ライナスは、カボチャ大王に、来てくれることを楽しみにしているという手紙を書きます。 ライナスは、カボチャ大王を信じて、一年中いい子にしているのです。

④【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】サンタクロース

ライナスはクリスマスの前に、サンタクロースに手紙を書きます。 ルーシーと一緒に、欲しい物を書くのです。 ライナスは、サンタクロースを信じていないわけではないのです。

ある年は、ライナスはサンタクロースに「何もプレゼントはいりません、素通りして下さい」 と手紙に書いたこともあります。

ライナスはクリスマスには皆と一緒に楽しみますが、ライナスにとっては、サンタクロースよりカボチャ大王の存在の方が大きいのです。

ライナスはルーシーに、サンタクロースはただ仕事として役目としておもちゃを配っているだけ、だけど、カボチャ大王は道徳的義務として自らのおもちゃを配っている、と説明します。

サンタクロースの時は、仲間達は自分の欲しい物を手紙に書いてお願いしていますが、ライナスのカボチャ大王の場合は、プレゼントはカボチャ大王が決めるのだそうです。

そのため、カボチャ大王の場合は、プレゼントは自分で選べないのだそうです。

⑤【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】勘違い

1982年のハローウィンで、チャーリーブラウンのころがしたボーリングのボールが、カボチャ畑に行ってしまい、大きな音をたてます。

ライナスは、カボチャ大王が自分をかすめて飛んで行ったと思うのです。

チャーリーブラウンはボーリングのボールを投げる方向を緊張して間違えてしまい、フロントドアから外へ投げてしまったのです。

ライナスはカボチャ大王だと信じ「突然、彼がぼくをかすめて飛んでいった!」と言います。

そのためチャーリーブラウンは、あれはボーリングのボールだと言いますが、ライナスはカボチャ大王だったと思い込み、カボチャ大王に酔いしれています。

1983年のハローウィンで、スパイクがスヌーピーに会いに来て、暗闇の中、サボテンのジョー・カクタスとカボチャ畑に立っています。

その時ライナスは、ジョー・カクタスを、カボチャ大王と思い勘違いします。

ライナスにはジョー・カクタスの上に向けた左右の枝が、カボチャ大王の両腕に見えるのです。

暗くてはっきり見えず、ライナスの頭の中はカボチャ大王のことでいっぱいなので、ライナスにはジョーカクタスがカボチャ大王に見えるのです。

ライナスは、カボチャ大王からのプレゼントは無くても、姿は見たと信じるのです。

ライナスは、カボチャ畑で起こること全てに、ハッ、とするのです。ライナスは神経を使っていますね。

⑥【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】皆が関わる

仲間達は、カボチャ大王を信じていませんが、ライナスを放っておかず、カボチャ大王は存在しないことを分からせようとしたり、一緒にカボチャ畑に座り込みカボチャ大王を待つことに付き合ったり、ライナスの世話をやきます。

スヌーピーはカボチャ畑で「ここでコンタクトレンズをなくしたら、ひどいことになるぞ」と思うのです。

1988年のハローウィンで、この年はライナスはカボチャ畑に行かず、ルーシーから「笑いものにならないの?」とからかわれます。

ライナスはカボチャ畑に行かなくても、からかわれるようになっています。

1990年代のハローウィンでは、スヌーピーは頻回に、ライナスのカボチャ畑でのカボチャ大王待ちに付き合っています。

1996年のハローウィンで、成長して5才になっているリランは、ライナスに付き合ってカボチャ畑で座り込みます。

そしてリランは、家々を回ってカボチャ大王の話をするというライナスに連れられて、家々を回ります。

しかししばらくしてリランは、ライナスから離れて連れだと思われないようにしています。

リランはカボチャ大王を信じていません。

1998年のハローウィンで、リランはルーシーと、いたずらかおごりかに行きますが、行く前にカボチャ畑にいるライナスの所を通って行きます。

ルーシーもリランも、カボチャ大王を信じるライナスが心配なのです。

仲間達は、ライナスをからかいながらも、皆でライナスを見守っています

仲間達の関心はカボチャ大王よりライナスにあると私は思います。

皆、ライナスのことが心配になるのだと思います。

⑦【ライナスとカボチャ大王 信じることは信念なんだ!!】まとめ

PEANUTSで、カボチャ大王を信じているのは、ライナス一人だけです。

ライナスはしょんぼりしますが、カボチャ大王を信じる気持ちは変わりません。

ライナスは、自分という強い味方と一緒に、カボチャ大王を信じているのです。

我が道を行くライナスです。

ライナスのことをチャーリーブラウンは絶えず心配しています。

仲間達ががライナスのことを気にしていることは、とても印象的です。私は主役はカボチャ大王ではなく、ライナスだと思いました。

皆から思われているライナスは、幸せですね。

ライナスはカボチャ大王に会うことを楽しみに、一年間いい子にしているくらいなので、ライナスにとってカボチャ大王は、神様のような存在なのかもしれません。

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