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シュローダーとスヌーピー かけがえのない楽しい時間

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PEANUTS シュローダー

PEANUTSでスヌーピーはおもちゃのピアノを弾いているシュローダーの所へ訪れて、メロディーに合わせて様々な動きを見せます。

シュローダーはスヌーピーのことが気になると、手を止めてスヌーピーの様子を見ています。

スヌーピーはシュローダーの所へ行くのが大好きのようです。

①【シュローダーとスヌーピー かけがえのない楽しい時間】幼い頃

スヌーピーは、1950年10月4日に子犬で初登場します。PEANUTSの連載開始は、1950年10月2日です。その後シュローダーは、翌年1951年5月30日に赤ちゃんで初登場します。

そしてシュローダーは同年9月24日チャーリーブラウンから初めておもちゃのピアノを教えられます。

最初少しだけチャーリーブラウンがお手本をしてみせたところシュローダーはにこにこして、何と両手でスラスラとおもちゃのピアノを弾きこなし、チャーリーブラウンを驚かせました。

そばでパティが見守っています。

シュローダーの弾くおもちゃのピアノに合わせて、当時の仲間全員が集まって歌うようになりました。その中にはスヌーピーもいます。クリスマスの時皆でシュローダーのピアノのメロディーで歌を歌います。皆、大喜びです。

仲間が揃った時シュローダーのピアノに合わせて、スヌーピーは皆のためにハッピーダンスを踊ります。

この時のシュローダーとスヌーピーに共通していることは、2人とも仲間を楽しませるためにしているということです。

そしてスヌーピーはシュローダーの所へ時々一匹で行くようになります。

スヌーピーは自分がピアノの鍵盤に触ったり、ピアノをひっくり返していたずらするので、シュローダーは参ってしまいます。

スヌーピーはシュローダーがピアノを弾いている時、よく眠ってしまうこともあります。

しばらくしてスヌーピーはシュローダーの弾くメロディーがベートーベンの曲だとわかると、素晴らしいと繰り返し言い感激するのでした。

②【シュローダーとスヌーピー かけがえのない楽しい時間】慣れた場所

スヌーピーはシュローダーの所へ一匹で行き始めた頃は、楽しく遊んでいる様子でした。

それに加えだんだん慣れてくるとスヌーピーはリラックスしてピアノに寝そべるようにもなりました。

シュローダーとスヌーピーとの間に会話がないことが多いですが、スヌーピーにとっては居心地がいいのでしょうね。

シュローダーもスヌーピーとのやり取りに慣れているようです。

言葉の代わりをするのはシュローダーの弾くメロディーで、言葉と同じまたはそれ以上に威力があります。

スヌーピーが眠そうにしているとシュローダーはスヌーピーのからだをしびれさせるようなメロディーを弾きます。

そして目を覚ましたスヌーピーは曲についていけず、ひっくり返ってしまいます。

そうかと思うとシュローダーは眠っているスヌーピーがが眠っていられないような目を回すような曲を弾き、スヌーピーはとうとうフラフラになって帰るのです。

一見いつもどちらかがやりこめられているように見えますが、これはこのかけ引きをお互い楽しんでいるのではないかと思います。

スヌーピーがシュローダーの所へ現れるのは楽しいからで、シュローダーが曲の工夫をしながらスヌーピーの相手をするのも楽しいからだと思います。

それはお互いが暗黙の了解で、言わなくてもよくわかっていることだと思います。

スヌーピーはシュローダーのメロディーを取りこぼさないようにしたり、流れ去らないように封じ込めようとしたりしますが、音符の多さにスヌーピーはかないません。

いろいろ試したスヌーピーですが、メロディーと一緒に歩くのが無難なようです。

スヌーピーは気に入ったメロディーを持ち帰ることもあります。

シュローダーのメロディーをスヌーピーは自分のものにして、犬小屋で思い出して楽しむのでしょうね。

スヌーピーはすました顔をして、メロディーをもらって帰りました。

スヌーピーの目には、シュローダーの弾くメロディーの音符がまるで見えているかのようでした。

スヌーピーは何とかして音符たちが消え去らないようにと、押し戻そうとしたり拾い集めてはピアノのふたを開けてピアノに戻したりするのです。

③【シュローダーとスヌーピー かけがえのない楽しい時間】まとめ

PEANUTSで、1999年9月4日、シュローダーはどうしたのでしょう。

シュローダーはおもちゃのピアノの前にいつものように座っているのですが、曲を弾かずにいます。

弾くはずのシュローダーの頭の中の楽譜の中には、音符ではなく、スヌーピーの姿でいっぱいです。

シュローダーはスヌーピーとのこれまでのことを思い出しているのでしょうか。

シュローダーにとってスヌーピーと過ごした日々は楽しかったの一言に尽きると思います。

スリルがあって、またどちらかがいじめられているようでも実際はいじめっこいじめられっこをして楽しんでいたのです。

シュローダーの頭の中はスヌーピーで一色になったのです。

この日がシュローダーが、PEANUTSでおもちゃのピアノを弾く、全ての場面での最後です。PEANUTSの連載は、2000年2月13日までです。

私はとても寂しい・・・です。

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