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PEANUTS【イーサン】弓矢を作るつもりが矢印を作ったよ

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PEANUTSで1993年7月14日、チャーリーブラウンはサマーキャンプでイーサン(Ethan)という男の子と同じ部屋の仲間として出会います。

イーサンは工芸クラスでインディアンのための弓矢作りを習っているとき進路のためと思い矢印を作りました。

イーサンは将来はコラムニストになりたいと言っています。

①【イーサン 弓矢を作るつもりが矢印を作ったよ】インディアンのための弓矢ではなく矢印を作った

1993年7月、チャーリーブラウンはサマーキャンプ行きのバスに一人で乗り込みます。

サリーは今回のサマーキャンプは迷いましたが欠席です。

チャーリーブラウンが無事キャンプに着いたことを家に電話したところサリーが出て、サリーは自分が家にいることが嬉しくて「お兄ちゃんはキャンプ、わたしはウチ!ハハハハハ!!」と上機嫌です。

チャーリーブラウンもサマーキャンプは嫌いですが今回も来たので偉いと思います。

ライナスもサマーキャンプに来ています。

チャーリーブラウンが部屋のベッドの上でキャンプのレポートを見てくつろいでいると、同じ部屋のキャンプ仲間のイーサン(Ethan)という男の子が声を掛けてきます。

イーサンは「やあ!ぼく、イーサン…いま『工芸』のクラスから戻ったところさ」と言います。

イーサンは髪の色はブラウンで、耳の上まである髪の毛が全体的に同じ長さに伸びていて顔は丸顔です。

頭にはキャンプ用の四角い帽子を被っています。

チャーリーブラウンもイーサンと同じ四角い帽子を被っています。

キャンプ用の帽子を被るとチャーリーブラウンもイーサンも水兵さんのように見えます。

イーサンは「インディアンみたいに弓矢を作るのを習ってたんだ…」と言い、イーサンの身長の半分くらいありそうな長さの矢印を持ち「これがぼくの矢さ…」と言います。

チャーリーブラウンが思わず「それがインディアンの矢かい?」と聞くと、イーサンは「そうさ、これがなきゃ、彼らは進路が分からないんだ…」と言います。

イーサンは勘違いとか間違えで矢印を作ったのではなく、インディアン達の道しるべとして必要な物として矢印を作ったのですね。

イーサンはアメリカ合衆国は国土が広いので、アメリカ先住民インディアンが方向が分からなくならないようにと思ったのですね。

イーサンはインディアン達が弓矢で獲物を捕まえること以前に道を間違えないようにと思ったのかもしれません。

弓矢も矢印も先端の部分は似ています。

イーサンと矢印を目の前で見たチャーリーブラウンには、イーサンという子は矢印を作った子として記憶に残りますね。

②【イーサン 弓矢を作るつもりが矢印を作ったよ】大きくなったらコラムニストになりたい

イーサンとチャーリーブラウンは湖の桟橋の上で並んで魚釣りをしチャーリーブラウンがイーサンに大きくなったら何になりたいか聞いたところ、イーサンは「新聞のコラムニストさ…」と言います。

コラムニストとは雑誌や新聞(今ではWEBサイトも)などメディアに載せる短い文章を、自分の考えを入れながら執筆する仕事です。

イーサンは「ぼくにはすべてについてはっきりした意見があるんだ」と言います。

イーサンは可愛い顔をしていますがイーサン自身が言うように、イーサンは自分のはっきりした考えや意見を持っているですね。

きっとイーサンは日々、自然や社会のこと等にも関心を持っているのだと思います。

イーサンは魚釣りをしながらチャーリーブラウンに、チャーリーブラウンの着ている黄色のジグザグシャツは間が抜けてると言います。

チャーリーブラウンは何も言い返しませんが、イーサンには間が抜けたシャツに見えるのですね。

人それぞれです。でもチャーリーブラウンはジグザグシャツをとても気に入っていると思います。

イーサンははっきりと思ったことを言うのですね。

③【イーサン 弓矢を作るつもりが矢印を作ったよ】気が遠くなる銀河系の話を知っている

夜、星空を見ながらイーサンとチャーリーブラウンは湖の桟橋に座って話をしています。

夜空一面の星空です。

イーサンがチャーリーブラウンに「カール・セーガンが言うには、わが銀河系には1000億もの星があって、1000億もの星がある銀河系みたいな銀河が1000億個あるんだって!なんか見通しが開けるような気がしない、チャーリーブラウン?」と言います。

カール・セーガン(1934~1996年)はアメリカの天体物理学者で作家です。

イーサンは自然にも興味があり綺麗な星空を見て銀河系に興味を持ち調べたのですね。

またイーサンは銀河系について調べたことをしっかり覚えていて自分の知識になっているのです。

1000億個という言葉が繰り返されますが、興味を持つというより想像できる数ではないので気が遠くなります。

イーサンは見通しが開けるような気がしないかとチャーリーブラウンに聞きますが、チャーリーブラウンは「ぼくはぼくの犬に会いたいよ…」と言います。

銀河系が好きで大きな関心があれば色々考えるのは楽しいと思いますが、銀河系はあまりに広大なこと過ぎる為、それよりも現実的に飼っている犬(スヌーピー)が恋しくなるチャーリーブラウンの気持ちが分かる気がします。

④【イーサン 弓矢を作るつもりが矢印を作ったよ】まとめ

PEANUTSでチャーリーブラウンがサマーキャンプで出会った同じ部屋のイーサンは、将来はコラムニストになりたいと思っていると言いますが、イーサンにはその素質がじゅうぶんにあると思います。

イーサンは興味持ったことに対しては追及して調べたり考えたりして、自分の考えを創り上げていくのだと思います。

イーサンはチャーリーブラウンとの初対面の日、インディアンのための弓矢を作っていて矢印を作っていますが、イーサンとしては矢印がインディアンに必要な物という思い入れがあったのですね。

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