PEANUTSで1993年4月1日、ロイアン(Royanne)という自分をロイ・ホップスのひ孫という女の子が登場し、ロイアンは野球のロイアンチームのピッチャーです。
ロイアンはチャーリーブラウンがホームランを打つたび本人に苦情を言いますが、ロイアンは本当はチャーリーブラウンのことが好きなのです。
①【ロイアン チャーリーブラウンのことが好き】チャーリーブラウンを訪ねてロイ・ホップスが曾祖父だと言う
1993年4月1日、ロイアン(Royanne)という女の子が突然チャーリーブラウンの家にやって来ます。
ロイアンは野球帽を後ろ前に被り、前髪がサイドと後ろと同じ長さのボブヘアで、前髪を顔に垂らしているため顔は鼻がわずかに見えるだけで、顔がほとんど見えません。
ロイアンの髪の色はブラウンです。
ロイアンは野球のロイアンチームでピッチャーをしています。
ロイアンは開口一番チャーリーブラウンに「あんたが昨日、わたしからホームラン打った子?さぞ、いい気持でしょうね!あんたはわたしの一生を台なしにしたのよ!」と言います。
いきなりやって来てロイアンにこう言われてはチャーリーブラウンは驚いてしまいます。
チャーリーブラウンにしてみたら自分がホームランを打つということは滅多に無いことです。
ロイアンはそれをわざわざ言いに来た訳ではなく、チャーリーブラウンが何処に住んで居るかちょっと興味があっただけと言い、チャーリーブラウンが犬(スヌーピー)を飼っていることも知っています。
もうこの時点でロイアンはチャーリーブラウンに気があるということだと思います。
ロイアンはわざわざチャーリーブラウンの家を見に行ってチャーリーブラウンと話をするのですから、チャーリーブラウンに気があるということです。
自分を名乗らず帰るロイアンをチャーリーブラウンが追いかけると、ロイアンはチャーリーブラウンに「ロイ・ホップスがわたしの曾祖父よ…」と言います。
野球の天才ロイ・ホップスは映画「ナチュラル(1984年公開)」の主人公で実在していません。
ロイアンは見た目空想の世界で生きているような独特の変わった雰囲気を持った女の子です。
ロイアンはロイ・ホップスは実在していたと思い込んでいる様子です。
②【ロイアン チャーリーブラウンのことが好き】ロイアンチームとチャーリーブラウンチームの野球の試合
1993年6月21日、ロイアンチームとチャーリーブラウンチームの野球の試合でバットを持ったチャーリーブラウンにロイアンは「ちょっと…わたしを覚えてる?ロイ・ホップスのひ孫よ」と言います。
ロイアンはなかなか積極的で必ず自分からチャーリーブラウンに詰め寄って話しかけます。
チャーリーブラウンは「うん…よく覚えてるよ」とロイアンにとっては嬉しい返事をします。
するとロイアンはまたもや「この前の試合で、わたしはあんたにホームラン打たれて、人生を台なしにされた!」と言います。
チャーリーブラウンの打順になりライナスはチャーリーブラウンに「やれるよ!」と応援します。
またロイアンチームのキャッチャーの男の子はピッチャーマウンドに居るロイアンに「この前は(チャーリーブラウンは)ツイてただけさ…」と言いに行き、キャッチャーの位置に戻ってから「しっかり投げるんだロイアン!」と大きな声で言います。
ここでチャーリーブラウンにロイ・ホップスのひ孫と名乗るピッチャーの女の子の名前がロイアンということが分かります。
第一球目はストライクワンで空振りでベンチからライナスが「しっかりしろよ、チャーリーブラウン!彼女は投手なんかじゃない!ただの女の子だ!」と言いチャーリーブラウンに強気を起こさせる為の声援を送ります。
ちょうどその時雨が降って来て、チャーリーブラウンが空を見上げた隙に二球目を投げられてしまい、いとも簡単に「ストライクツー!」です。
チャーリーブラウンは雨でも濡れるつもりでしたが皆が木の下で雨宿りするので、チャーリーブラウンも皆と一緒に雨宿りします。
雨が止みゲーム再開になり、チャーリーブラウンが三球目を打つ寸前にスヌーピーが話したいことがあると言うためチャーリーブラウンはタイムを取りますが、スヌーピーの話は野球の事ではなく昨夜のごはん皿が赤色で水皿が黄色という事のチャーリーブラウンへの確認です。
そのチャーリーブラウンとスヌーピーの話す姿がロイアンには利口な戦略を立てているように見えたと言います。
ここでロイアンが動揺した様子です。
そして第三球目はチャーリーブラウンに打たれ、チャーリーブラウンは一塁二塁三塁を回りボールはロイ・ポップスのひ孫と名乗るロイアンの手にありホームをブロックしています。
ルーシーは見ていられなくて目を覆っていますが、ライナスは必死で応援し声援を送ります。
ホームに滑り込んだチャーリーブラウンは何が何だか分からない状態ですがセーフです。
ロイアンの靴は片方何処かへ飛んで行きなくなってしまっています。
ロイアンも一体何が起きたのか分からないようなチャーリーブラウンのホームへの滑り込みです。
またまたやりましたチャーリーブラウン、ライナスが「やったぞ、チャーリーブラウン!またホームランだ、ぼくらの勝ちだよ!」と喜びます。
スヌーピーもそばで見ています。
スヌーピーが昨夜のごはん皿と水皿の色のことをチャーリーブラウンに真面目腐って聞いて来て、チャーリーブラウンが怒らず真面目に答えてあげ、その様子がロイアンには重要な作戦に見えロイアンの気持ちがうわずったことによる思いがけない結果です。
この場には関係ないくだらないスヌーピーのチャーリーブラウンへの問いかけが大きな役に立ちました。
その後ロイアンは再びチャーリーブラウンの家を訪れ、チャーリーブラウンに「さて、またやってくれたわね?またホームランで、わたしの人生は台なし!」と言い、まだ靴が片っぽ見つからないことも話します。
チャーリーブラウンはロイアンに「悪かったね」と言います。
ロイアンはチャーリーブラウンのことが好きで、チャーリーブラウンにホームランの苦情を言うことを口実にチャーリーブラウンに会いに来たのだと思います。
③【ロイアン チャーリーブラウンのことが好き】チャーリーブラウンをチョコレートサンデーを食べに誘う
その後ロイアンはまたまたチャーリーブラウンの家を訪れ、今度はチャーリーブラウンに話があるという理由でチャーリーブラウンに一緒にチョコレートサンデーを食べることに誘います。
そしてチョコレートサンデーを食べながらのロイアンの話というのは「わたしのこと好き、チャールズ?」というものです。
やはりこういうことだったのです。
チャーリーブラウンは「ああ、やれやれ!」と言いますが、その時ロイアンからロイアンのことを好きかと再度聞かれます。
チャーリーブラウンは「まあ、そりゃ、好きだよ、ロイアン…でもきみをよく知らないし…つまり、野球を2、3回しただけで…」と言いそれ以上は言えません。
するとロイアンから三振にしようと思えばそうできたこと、チャーリーブラウンがかわいく見えたからお情けでホームランを打たせたと言われてしまいました。
そして木の根元でチャーリーブラウンが何故ホームランはお情けということを話したのかロイアンに聞くと、ロイアンは「わたしはロイ・ホップスのひ孫よ…世間の評判てものがあるわ」と言います。
つまりはロイアンの言う意味は野球の有名人のひ孫が野球で弱いとなるとカッコ悪いということです。
そのためチャーリーブラウンがロイ・ホップスは架空の人物ということを教えたところロイアンは「なんですって?!」と言い驚きの声をあげます。
そしてロイアンは決まりセリフの「わたしの一生は台なしだわ…」を言います。
ちょっとロイアンはロイ・ホップスが架空の人物ということにはまいってしまい目の前が真っ暗になってしまいますね。
ロイアンにとってはロイ・ホップスが実在していなかったことはショックなことだと思いますが、ロイアンの今後のためにロイ・ホップスは架空の人物ということをチャーリーブラウンのお陰で今知れてよかったですね。
④【ロイアン チャーリーブラウンのことが好き】まとめ
PEANUTSで自分をロイ・ホップスのひ孫と言うロイアンという女の子は一風変わった雰囲気を持っています。
ロイアンはロイアンの野球チームのピッチャーで、試合でチャーリーブラウンがホームランを打つたびその苦情をチャーリーブラウンは言う為にチャーリーブラウンの家に来ること自体、ロイアンはチャーリーブラウンに気があるということだと思います。
女の子が異性で何とも思ってない相手や嫌いな相手の所にわざわざ行くことは普通は無いからです。
そしてロイアンがチャーリーブラウンをチョコレートサンデーを食べに誘ったのも、ロイアンがチャーリーブラウンに気があるからだと思います。
ロイアンがチャーリーブラウンにロイアンのことを好きかと聞いた時、チャーリーブラウンがロイアンのことをよく知らない為はっきり答えられなかったことがロイアンは気に入らず、ロイアンはあのホームランはお情けでのホームランということにしたのだと思います。
チャーリーブラウンはライナスに、ロイアンに誘われて一緒に食べたチョコレートサンデーをロイアンにおごらされたことを話していますが、それもチャーリーブラウンがロイアンのことをはっきり好きだと言わなかったことへの見せしめだと思います。
女の子でもその子の性格により、時にややこしい子もいるものです。
またロイアンのようなややこしい女の子に好かれると、チャーリーブラウンのようにめんどうな思いをすることになりますね。