PEANUTSでスヌーピーは子犬の頃デイジーヒル子犬園でプーチー(Poochie)という小さい女の子と遊んでいた時、置いて行かれて寂しく悲しい思いをしたことが今でも忘れられず、プーチーがスヌーピーに会いに来ても嬉しそうではありません。
スヌーピーにとってプーチーとの思い出は心の傷になってしまっています。
①【プーチー 子犬の頃のスヌーピー悲しい思い出】スヌーピーがプーチーを嫌いになった子犬の時の思い出
スヌーピーによると、スヌーピーが子犬でデイジーヒル子犬園に居た頃、スヌーピーはプーチー(Poochie)と遊んだことがあると言います。
子犬だったスヌーピーは人を喜ばせたくて可愛がってもらいたくて、そのためには何でもする気で庭を飛び回っていたと言います。
そこへまだ小さかったプーチーがやって来て「こんにちは、かわいいワンちゃん!この小枝、とってくる?」と言い小枝を投げた、スヌーピーは夢中で追いかけすべったり転んだり鼻をぶつけたりし、口の中も泥だらけになり小枝をくわえて元気いっぱい駆け戻ったと言います。
スヌーピーはちょうどその時、プーチーがイングリッシュ・シープドックを連れて立ち去るのが見えたのだと言います。
スヌーピーにしてみたらプーチーを喜ばせるために子犬のスヌーピーなりに精いっぱいのことをしたのに、プーチーには気にかけてもらえずスヌーピーはプーチーに置いて行かれて悲しく寂しい思いをしたのですね。
スヌーピーは今でもその時のことをはっきり覚えていて「忘れようがないだろ?いまだにその小枝を持ってるんだ!」と言います。
②【プーチー 子犬の頃のスヌーピー悲しい思い出】スヌーピーはプーチーにはクリスマスカードを出さない
プーチーは髪の色が金髪で両サイドとトップの部分がカーリーヘアになっていて、明るい雰囲気の女の子です。
プーチーはスヌーピーやチャーリーブラウンとは別の町に住んで居ます。
1972年12月に入りクリスマスが近づき、ライナスが犬小屋の上に居るスヌーピーに話しかけ、スヌーピーがクリスマスカードを出す相手をどうするのか世話をやいています。
ライナスは自分が名前のリストを読み上げるから、スヌーピーにどうするか言うようにというものです。
何人かの女の子の名前をライナスが読み上げ、スヌーピーは即答はできず一人一人について考えてからクリスマスカードを出すか出さないか決めています。
そしてライナスはプーチーの名前を言う時、プーチーの名前を出してスヌーピーに聞くのではなく最初から「プーチーには送りたくないってことはぼくにもわかってる」と言います。
するとスヌーピーは「そいつはうれしいね!」と言います。
スヌーピーは女の子に対して好き嫌いがはっきりしています。
スヌーピーは女の子に対しては外見の好みというよりも、何かスヌーピーの嫌がることをされたとなるとアウトになります。
③【プーチー 子犬の頃のスヌーピー悲しい思い出】プーチーからスヌーピーにクリスマスカードが届きスヌーピーに会いに来た
同年1972年12月24日プーチーからスヌーピーにクリスマスカードが届きます。
スヌーピーはチャーリーブラウンがプーチーという名前を言うだけでも拒絶反応を示します。
チャーリーブラウンはプーチーのことを笑顔で話します。
プーチーからのクリスマスカードの内容は「スヌーピー様、いいクリスマスをお迎えください…近日中にそちらへ出かける用があり…できるだけ立ち寄れるようにします…チャーリーブラウンによろしく」というものです。
スヌーピーはプーチーに対して「彼女がぼくにしたようなことをされたら、許さなくて当たり前さ!」という思いでいます。
そしてスヌーピーはプーチーはスヌーピーにしたことは忘れていて、スヌーピーに会いに来るというのなら本当に来るのだろうと言います。
スヌーピーはプーチーと聞くと顔つきが険しくなり、スヌーピーの眉間にしわがよります。
数日後の12月31日プーチーがスヌーピーに会いに来ました。
チャーリーブラウンが「プーチーが来てるよ!きみに会いたいって」と犬小屋の上で寝ているスヌーピーに教えます。
スヌーピーはかたくなに「ぼくは会いたくないね…あんなことされた後では…」と言います。
スヌーピーにとってはプーチーに置き去りにされた思い出が、信じられない程の強烈なひどい思い出になっているのですね。
またビーグル犬は物覚えがいいため何でも覚えていると言い、チャーリーブラウンが感心する程です。
④【プーチー 子犬の頃のスヌーピー悲しい思い出】新年1月7日プーチーは再びスヌーピーに会いに来た
1973年1月7日プーチーは再びスヌーピーに会いに来ました。
プーチーは家の中で「スヌーピーはどこ?」と言い、スヌーピーに会いたくてたまらない様子です。
チャーリーブラウンは嬉しそうに「ぼくをチャーリーブラウンと呼び始めたのはきみが最初だった…」と言い、プーチーが初めてチャーリーブラウンというフルネームで自分のことを呼んだことをプーチーに話します。
チャーリーブラウンにとっては、プーチーが名前をフルネームで呼んでくれてそれが皆に広まったのですから、プーチーのことはいい思い出の女の子なのですね。
スヌーピーは依然としてプーチーには会いたがっていませんが、プーチーは裏庭に居るというスヌーピーの所へ走って行きます。
ブスッとしているスヌーピーとは対照的に、プーチーは嬉しそうな笑顔です。
プーチーは「(スヌーピーに)会いたくてウズウズするわ…ほんとに小さなかわいいワンちゃんだった…」と言い外に出て「スヌーピー」と何度も呼びます。
スヌーピーは雪が降った後の犬小屋の前に立ち、ジョークールの変装の時の黒いレンズのサングラスをかけてすましていてプーチーには顔をそむけています。
これではプーチーはしらけてしまいます。
そしてスヌーピーが黒いレンズのサングラスをかけると人相が変わり老けて見えるので、ジョークールに変装したスヌーピーを見たプーチーはしんみりしてしまいます。
⑤【プーチー 子犬の頃のスヌーピー悲しい思い出】まとめ
PEANUTSで子犬の頃のスヌーピーはデイジーヒル子犬園で遊んでいる時、プーチーに置いて行かれたことで今でもプーチーを嫌っていますが、プーチー自身もまだ幼くて小さくて、スヌーピーとの遊びでスヌーピーの世話をしっかり最後までみれなかったのですね。
プーチーはデイジーヒル子犬園でスヌーピーと遊んでいて、小枝を拾って戻って来るスヌーピーをぎりぎりまで待っていたけど、スヌーピーがプーチーの次の行動までに間に合わなかったとかではないのでしょうか。
子犬だったスヌーピーはプーチーのために本当に夢中でプーチーが投げた棒切れを無邪気に拾って戻って来た時、プーチーがスヌーピーを待っていなくて他の犬と立ち去るのを見た時、スヌーピーはあまりにも悲しくて悲し過ぎたのですね。