PEANUTSで1968年6月、ペパーミントパティが2週間のサマーキャンプで風紀係を務める時、水泳クラスの3人娘と出会いその子達の世話をすることになります。
その中の一人ソフィが寂しくて家に帰りたくなったと言いペパーミントパティに相談に来ますが、ソフィはスヌーピーと友達になり元気を取り戻します。
①【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】ペパーミントパティとサマーキャンプで出会う
1968年6月ペパーミントパティはロイに見送られ、バスでサマーキャンプへ出掛けて行きます。
ペパーミントパティはテントを一つ受け持つことになり、指導員に近い役割ということでやる気じゅうぶんです。
キャンプ場に着きサマーキャンプで小さい女の子達3人の風紀係として、お互いの自己紹介をします。
ペパーミントパティはペパーミントパティというのはパパが付けたあだ名で、パパから「貴重な宝石」と呼ばれていることを話します。
ペパーミントパティの本名は、パトリシア・ライクハート(Patricia Reichardt)です。
ペパーミントパティはママが亡くなっているためパパと二人暮らしで、パパはペパーミントパティのことが可愛くてたまらないのです。
女の子3人組は同じTシャツ同じホットパンツというお揃いの服装で、キャンプでは3人一緒のことが多いです。
②【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】水泳のクラス
2週間のサマーキャンプで3人娘は水泳クラスです。
楽しく水泳というわけではなく、その中身は大変なものです。
ペパーミントパティが「自由型でプールを6往復する、次に背泳ぎで2往復、バタフライで2往復する…質問は?」と水泳テストの説明をします。
クララが「救命胴衣ありですか、なしですか?」とペパーミントパティに聞きますが、その気持ちは分かる気がします。
片道の長さが何メートルのプールか分かりませんが、小さい女の子達にとって自由型でプールを6往復というだけでも大丈夫なのかと思ってしまいます。
テストとはいえゆっくり無理なく泳ぐのが無難ですね。
③【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】ソフィ
ソフィ(Sophie)は髪の色は金髪で三つ編みでリボンを付けたお下げ髪にしています。顔にそばかすがあります。
水泳テストの後、湖のほとりにいるペパーミントパティの所へ行き「このキャンプにはどうして男の子がいないの?」とペパーミントパティに聞きます。
ペパーミントパティはここは女の子のキャンプだからという事を言います。
最初はキャンプに来て説明されていないと、男の子と女の子が別々になっているのは不思議と思ってしまうようです。
そしてソフィはホームシックになり寂しいことをペパーミントパティに話します。
ペパーミントパティは「ソフィ、あなたの寂しさをふたりで治さなくちゃね…」と言い親身になります。
風紀係としてソフィに寄り添って世話をするペパーミントパティは、ソフィに何とか楽しく元気になって欲しいと思うのです。
そしてペパーミントパティはこんなに色々することがあるのにどうして?と不思議がり、ソフィに家に手紙を書いて家族と手紙でお話することを勧め、ソフィが言ったことを書き取ってあげたりとソフィの世話をします。
その翌日ソフィの顔が笑顔になり、ソフィはキャンプに来ている素敵な男の子に会って友達になったと言いますが、何とその男の子とはスヌーピーなのです。
スヌーピーを見たペパーミントパティは何も言わず黙っています。
ソフィが寂しがっていたのはボーイフレンドが居ないためだったのですね。
ソフィはボーイフレンドと楽しく過ごすことを望む女の子なのですね。
スヌーピーと出会えてソフィが元気になったので何よりです。
スヌーピーはおとなしくすましています。
④【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】クララ
クララ(Clara)は髪の色が黒で、髪型はボブ、丸いふちのメガネをかけています。
クララは、見た目がペパーミントパティがいずれやはりこのサマーキャンプで出会い親友になるマーシーにそっくりで、マーシーが少し小さい頃の姿かと思うくらい似ていますが、クララはクララで、マーシーはマーシーです。
クララはメガネの中に目が描かれていますが、マーシーはメガネの中に目が描かれていないのでそこで見分けられます。
クララはペパーミントパティの水泳クラスの生徒で、水泳の時には笑顔が見られませんがトランポリンをしている時は嬉しそうな笑顔が見られています。
またクララは素っ気なく、思ったことを口にするという印象を受けます。
⑤【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】シャーリー
シャーリー(Shirley)は髪の色は栗色で、耳が隠れるくらいの長さのショートカットの女の子です。
水泳クラスの生徒の中で一番真面目そうで、おしゃべりや会話は見受けられず、おとなしい子という印象です。
⑥【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】1987年7月のサマーキャンプ
1987年7月のサマーキャンプでもペパーミントパティが水泳の指導をし、ソフィとクララが泳ぎのレッスンに参加します。
ソフィは顔のそばかすが無くなり顔が奇麗になっていて、クララはメガネを頭にずらしてかけているのでお姉さんぽく見えます。
クララはぱっと見た目がマーシーにますますそっくりです。
ソフィは見るからに随分明るい女の子になっていて、以前のサマーキャンプで寂しくてスヌーピーと仲良くなり気を取り直した頃と比べると別人のようにも見えます。
ソフィとクララはペパーミントパティのことを先生と言うので、ペパーミントパティから先生と呼ばないように言われますが、ソフィもクララもペパーミントパティのことを先生と呼び続けます。
クララは防水のダイバー用の腕時計をはめていますが泳ぎはできず、ビデオテープで水泳を学んだけど沈んでしまったとペパーミントパティに話します。
湖での泳ぎのレッスンでソフィーは湖の桟橋から自分で「それいけー!」と掛け声をかけて飛び込みをします。
ソフィは怖がらずに湖に飛び込みます。
次の水泳のレッスンも桟橋から湖への飛び込みでソフィは飛び込みが好きなようで「それいけー!」という掛け声を自分で掛けて元気に飛び込み、どうやらソフィは「それいけー!」にはまった様子です。
ソフィは家に帰る日ペパーミントパティにお礼を言い、ペパーミントパティから水泳の飲み込みが早かったと褒められています。
ソフィは水泳にもペパーミントパティにもすっかり慣れた様子です。
その三週間後にソフィはペパーミントパティの家にペパーミントパティを訪ねて行き、新学期に曲芸をやるべきかという相談に来たと言い、曲芸とは「それいけー!」と言い空中で一回転するものなのです。
ソフィは「それいけー!」の掛け声での空中一回転が得意になり、これはソフィが自分で考えてやり始めたものです。
⑦【ソフィ クララ シャーリー キャンプで水泳の3人娘】まとめ
PEANUTSでペパーミントパティが風紀係として3人娘の世話をする2週間のサマーキャンプも、刻々と時間が過ぎ終わりの時が来ました。
ペパーミントパティは「みんなとお別れするのは寂しいな…」と言います。
これはペパーミントパティが3人娘の安全と無事のために風紀係を責任持ってやったために湧いてきた思いだと思います。
帰り際ペパーミントパティが「ソフィはどこ?」と聞くとクララが「あそこで友だちにさよならしています…」と言い、ソフィはスヌーピーとハグして別れを惜しんでいます。
ソフィとスヌーピーが友達になり、スヌーピーのお陰でソフィが元気にサマーキャンプを過ごせたので、スヌーピーの存在がソフィを助けたということです。
また水泳を通じてペパーミントパティとソフィ、クララ、シャーリーが親しくなれたことが何よりも良かったことです。