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スヌーピー達と雪ダルマ 楽しい対面と寂しいお別れ 

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PEANUTU スヌーピーと仲間達

PEANUTSで、冬になり雪が積もると、キャラクター達は喜び、皆、雪ダルマを作ります。

雪ダルマは短い間ですが、キャラクター達の仲間に加わり、天気が良くなると溶けてしまい、悲しいお別れになります。

雪ダルマには、仲間達との楽しい対面と、寂しいお別れがつきもので、いずれ溶けてなくなると思っても、仲間達は雪ダルマを作ります。

雪ダルマは不滅です。

①【スヌーピー達と雪ダルマ 楽しい対面と寂しいお別れ】不滅

私は、雪ダルマというと、いずれ溶けてなくなるというイメージで、もの悲しくなってくるので、そうならないように、頭を切りかえます。

もし、溶けてきたら、雪ダルマが、また次に生まれ変わる準備に入ったと思うようにします。

チャーリーブラウンは、幼い頃、雪ダルマを作る時、苦労して雪を丸めて大きくしても、重たいので三個の大きな雪の丸い固まりを、積み重ねることができません。

それらは、並んで横になっています。

パティに、「でも、これ何?」と聞かれ、チャーリーブラウンは、「雪ダルマだよ!眠ってるんだ!」と言います。

チャーリーブラウンは、とても可愛いです。

PEANUTSでは、雪ダルマは、毎年姿を現します。雪ダルマは不滅です。

②【スヌーピー達と雪ダルマ 楽しい対面と寂しいお別れ】主に3段の雪ダルマ

まだ幼い仲間達、作る雪ダルマは、自分の背丈よりも高い、主に3段の雪ダルマです。

まずは、スコップでの雪集めをします。雪の大きな丸い固まりを上に積み重ねる時は、二人で協力して行います。

チャーリーブラウン、ルーシー、ライナス、パティ、シャーミーで、せっせと雪ダルマを作ります。

体の小さい皆にとっては、大仕事です。

雪ダルマは、古い帽子をかぶり、木炭の目と口があり、ニンジンのとがった鼻が刺されていて、マフラーをして、手には手袋をし、二段目の胴体には3個の木炭のボタンが付いています。

雪ダルマは、まるで生きているようです。皆の仲間になったようで、嬉しそうに見えます。

外の景色が賑やかになり、楽しい光景です。

チャーリーブラウンは、雪が降ると、雪ダルマを作らないといけない気持ちになるのだそうです。

ピッグペンが作った雪ダルマは泥まみれになっていて、チャーリーブラウンが、「世界一汚い雪ダルマでござーい!」と言いますが、雪ダルマの顔は可愛く、ピッグペンと並んで嬉しそうです。

チャーリーブラウンは、一人で、自分の背丈よりも大きな3段雪ダルマを30個も作り、まだ作り続けますが、どこからそんなパワーが出てくるのでしょうか。

何よりも凄いのはライナスで、雪ダルマどころか、とてつもなく大きな雪の巨人や、とても大きな雪の恐竜を作るので、チャーリーブラウンやルーシーは、言葉が出ません。

ライナスは一人遊びが好きで、たくさんの雪ダルマを一人で作り、さらに雪ダルマを相手に、演説を始めます。

ルーシーは、やはり女の子で、小さくて可愛い雪ダルマや、小さくて可愛い雪のウサギを作ります。

どの雪ダルマも皆、可愛い仲間です。

③【スヌーピー達と雪ダルマ 楽しい対面と寂しいお別れ】スヌーピー

スヌーピーは犬なので、雪ダルマを作りません。

スヌーピーは閉所恐怖症で犬小屋の上で寝るため、眠り込んだ後は、雪に埋もれてしまっていることがよくあります。

起きている時でも、じっとしていて、犬小屋ごと雪に覆われて、スヌーピーの目だけ覗いていたりします。

この光景は何度も見られます。スヌーピーと犬小屋ごと雪に覆われた姿は、異様なものです。こういう時でも、スヌーピーは自力で出てきます。

スヌーピーの犬小屋の横に雪ダルマが置かれていると、スヌーピーは雪ダルマが気になって仕方ありません。

昼間は、スヌーピーは、雪ダルマをじっと眺めて笑いかけて、仲良くなろうと努力します。

夜も、スヌーピーは、雪ダルマが気になって、いっこうに眠れません。

スヌーピーにとっての一大事は、天気が良くなって、雪ダルマが溶けてくることです。

これは避けて通れません。ここが、つらいところです。

スヌーピーは、「仲良くなるたびに雪ダルマは太陽で溶けてしまって、ボクはしょんぼりとり残されるんだ。」といいます。

家の中で窓から、その様子をチャーリーブラウンと見ていたライナスは、「ああ、スヌーピー・・・またひとり友だちをなくしたね・・・気の毒に・・・彼とっても感じやすいから・・・。」と言います。

ライナスは、スヌーピーを可哀そうだと思うのです。

本当に、ここが雪ダルマとのつらいところです。そのため、雪ダルマが溶けてきた時は、次に生まれ変わる準備に入ったと思い、割り切るしかないのです。

スヌーピー、頑張れ!頑張れ!

④【スヌーピー達と雪ダルマ 楽しい対面と寂しいお別れ】雪ダルマは仲間

ライナスは、雪ダルマをせっせと作り、「きみはボクのものだ!ボクはこの手でキミを作ったんだ!」と言います。

ライナスは、自分の作った雪ダルマに愛着があるのです。雪ダルマは物言わぬ分身ですね。

そのライナスの作った雪ダルマに囲まれているスヌーピーは、雪ダルマに対して、「誰も何も話しかけてくれない。」と、ぼやいています。

ルーシーの家の外に、大きな雪ダルマが一つあります。

ルーシーは外にいる雪ダルマに、「おやすみ、お友だち。」「朝になったら、また会おうね・・・。」「おやすみ!」と言い、家に入ってから窓から雪ダルマを見て、「雪ダルマが可哀そう・・・一晩中ひとりぼっちで庭に立ってるなんて・・・。」と言います。

それを聞いたライナスは、外へ出て雪ダルマの横に立ちます。

皆、とても優しいです。雪ダルマは幸せですね。

その雪ダルマの上に、ハゲタカをまねたスヌーピーが乗った時は、ルーシーはとても怒りました。

そのため、スヌーピーは、あきらめて雪ダルマから降りるのでした。

ウッドストックも、せっせと、小さめの2段の雪ダルマを作りますが、やはり天気が良くて、雪ダルマが溶けてなくなった時は、悲しそうです。

それでも、ウッドストックは、再度雪ダルマを作ります。

ペパーミントパティは学校で、マーシーが交通係になれて、自分がなれなかったと怒り、そのことをチャーリーブラウンに話しながら、雪ダルマを蹴飛ばしてしまいました。

雪ダルマは、痛かったですね。雪ダルマは無事でした。

1973年からの雪ダルマは、主に2段のものが描かれています。

⑤【スヌーピー達と雪ダルマ 楽しい対面と寂しいお別れ】まとめ

PEANUTSで、仲間達と雪ダルマの付き合いは、毎年、欠かせないものです。

雪ダルマが出来上がった時のワクワクした気持ちが大きい分、天気が良くなり、跡形もなく消えてしまう時は、言葉もありません。

皆、見守るしかないのです。

雪ダルマとの付き合いは、楽しい反面、はかなくて寂しさを伴うものであることを心得ていなければなりませんね。

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