PEANUTSでスヌーピーとウッドストックは、アイスホッケーをする時、ザンボーニを運転します。
冬になるとウッドストックのホームリンク(水浴び場)に氷が張り、スヌーピーとウッドストックは、そこでアイスホッケーの試合をします。
ザンボーニとは、整(製)氷車のことです。
①【PEANUTS ザンボーニ アイスリンクの整(製)氷車】アイスホッケー
スヌーピーは1967年10月、犬小屋の上で自分を世界的に有名なアイスホッケー選手と想定し、スティックは持たずに一匹でアイスホッケーのイメージトレーニングを始めます。
そしてスヌーピーは1968年2月、ルーシーから初めてアイスホッケーを教わります。
ルーシーは試合の始めにフェイス・オフ(前にかがんでスティックを軽く3度打ち合わせる)をすることから教えます。
スヌーピーはそれまでは外のリンクでアイススケートをし、ウッドストックのホームリンク(ウッドストックの水浴び場)でもアイススケートの練習をしていました。
この時からスヌーピーはアイスホッケーもすることになります。
スヌーピーは犬小屋の上で「バックをとる」「シュートする」等、覚えたアイスホッケーの用語を言いながらスティックを振りさっそく練習をします。
スヌーピーは自分を世界的に有名なホッケー選手に想定することで気合は強まり、犬小屋に来たチャーリーブラウンやライナスをファンに想定し、いらいらしながらも練習します。
スヌーピーはアイスホッケーを上達したい気持ちが強いのです。
スヌーピーは練習していて自分が機嫌悪い時、チャーリーブラウンやライナスの頭をスティックを武器にしてなぐるので困ったものです。
スヌーピーの犬小屋の上での一匹での練習は続きます。
スヌーピーはブルーライン、バックハンド、センターアイス、レフトサイド等、一生懸命ホッケー用語を使います。
そしてスヌーピーは外の広いリンクでも一匹で練習し上達していきます。
スヌーピーはいろいろな場面を思い浮かべ、頭の中でしっかり言葉に換えています。
スヌーピーは2年近く一匹での練習を続け、1969年12月の終わり頃ついにウッドストックのホームリンクでウッドストック相手に試合をするようになりました。
スヌーピーはウッドストックとイライラしながら試合します。
ウッドストックもなかなかアイスホッケーが上手で、スヌーピーといい勝負です。
二匹でムキになって試合をし、ホームリンクの氷を強く叩きすぎて、ホームリンクごと破壊してしまったことがあります。お互い譲ったりはしないのです。
スヌーピーはウッドストックと組んで一緒に試合で敵と戦いましたが、ウッドストックが膝当てを忘れ代わりに雑誌を膝当てにしようとしたところ、試合中にウッドストックが雑誌を読んでしまい試合に負けてしまいました。
スヌーピーはまたイライラしました。
②【PEANUTS ザンボーニ アイスリンクの整(製)氷車】ザンボーニの運転
1980年12月5日スヌーピーの所にザンボーニがきました。スヌーピーは「ぼくがいなきゃ、試合が始められないんだ・・・」と言いザンボーニに乗ります。
次の引用はザンボーニについてです。
アイスホッケーやアイススケートで、休憩時間にリンクの氷をならすために出てくるあの車、正しくは「ice resurfacer (整氷車)」といいますが、アメリカのザンボーニ社のものが主流となったため、その登録商標「Zamboni」がそのまま通称となりました。そのコミカルな響きと相まって、アメリカ・カナダのアイススポーツを愛する地域ではとても親しまれた存在となっています。
引用:news.mynavi.jp
次の引用はスヌーピーのことです。
冬の時期はアイスホッケーにいそしみ、1980年頃からスケートリンクの製氷車、ザンボーニの運転を始め、1991年には「世界一のザンボーニ・ドライバー」としてザンボーニ社から表彰されている。
引用:wikiwand.com
スヌーピーはウッドストックのホームリンク(ウッドストックの水浴び場)で、ウッドストックとアイスホッケーの試合に励みます。
スヌーピーは試合の時も自分のことを世界的に有名なアイスホッケー選手とし、試合前には国歌演奏のためリンクの中央に2匹で立ちます。
スヌーピーは空想の世界に入ると本格的なので、この時も気分は本格的な試合なのでしょうね。
スヌーピーはエース・アイスアリーナ(屋内スケート場)で練習する時は、ヘルメットを被りますが、ホームリンクでのウッドストックとの試合の時は、ヘルメットを被りません。
ホームリンクを使用する時は、ザンボーニはウッドストックが運転します。
試合は必ず国家演奏から始まり、ウッドストックもなかなか厳しく、ウッドストックはスヌーピーがトリッピング(足でひっかけて相手の動きを妨害する反則)をしたとして、スヌーピーにペナルティ(罰)をつけます。
スヌーピーはウッドストックに逆らわずに従います。
スヌーピーはホームリンクは狭くて苦手だといいます。
スヌーピーはよくホームリンクから吹っ飛んで地面に落ちているのです。
スヌーピーは何を思ってか、チャーリーブラウンの野球のピッチャーマウンドの土で盛り上がった所でザンボーニを走らせます。
試合の時はたくさんの小鳥達がお客さんとして、ホームリンクの縁を取り囲んだり、縁でまとまって高く重なったりして賑わっています。
小鳥達はウッドストックの応援をします。
ウッドストックと楽しく試合することももちろんあります。やはりイライラするより楽しい方がいいですね。
ザンボーニの駐車場は、スヌーピーの犬小屋の中です。
ウッドストックが運転して来ました。
ザンボーニの出勤は、スヌーピーの犬小屋の中からということになります。
ザンボーニはその場に応じて、スヌーピーが運転したり、ウッドストックが運転したりしています。
スヌーピーによると、ウッドストックはホームリンクでのザンボーニの運転を、絶対にスヌーピーにやらせないので、ホームリンクで試合するのはいいけど、ただ一つそれが困るのだそうです。
ウッドストックは自分のホームリンクなので、自分がザンボーニの運転をしたいのでしょうね。
そのためホームリンクではウッドストックがザンボーニを運転しますが、ウッドストック達に頼まれて、スヌーピーが運転したこともあります。
ザンボーニと運転手のスヌーピーとウッドストックのおかげで、リンクが使いやすいですね。
スヌーピーはチャーリーブラウンの家の中をザンボーニを運転して入り、チャーリーブラウンから「ザンボーニの運転手は、仕事をうちへ持ち帰っちゃいけないんだ…」と注意されています。
サリーが朝スクールバスに乗り遅れた時、ウッドストックがザンボーニを運転して、ザンボーニの上にサリーを乗せて学校へ行ったことがあります。
サリーは恥ずかしがっていましたが・・・。
1994年10月23日、外の広いリンクをビーグルスカウトの7羽が一羽に一台のザンボーニを運転し、大きな円形になってリンクの整氷をしています。
その時はチャーリーブラウンが付き添い、世界的に有名なアイスホッケー・コーチ役はスヌーピーです。
ザンボーニの活躍がウッドストックのホームリンクから、外の広いリンクに広まりました。
素晴らしいですね。
1997年1月ホームリンクではウッドストックがザンボーニを運転しています。
その時の、スヌーピーとウッドストック達小鳥3羽との試合が終わったあと、スヌーピーが「これまでで最高の試合だったね!」と言い、皆の顔に笑顔がありました。
ザンボーニを運転するウッドストック、そしてスヌーピーの、真面目な整氷の仕事の成果ですね。
③【PEANUTS ザンボーニ アイスリンクの整(製)氷車】まとめ
PEANUTSでスヌーピーとウッドストックがザンボーニを運転する姿が、とても可愛くてたまりません。仕事のための車には使命感を感じます。
ザンボーニは整氷のために開発された車で、動かすには運転手が必要です。
スヌーピーとウッドストックがザンボーニを運転し、大役を果たしています。