PEANUTSでスヌーピーはテニスに挑戦し練習に励みます。
スヌーピーのダブルスの試合のパートナーは、モリー・ボレー(女の子)でスヌーピーは強気のモリー・ボレーにおどおどしてしまいます。
スヌーピーはモリー・ボレーの言いなりになるしかない状態です。
チョコチップクッキーを食べ過ぎて調子悪くなるスヌーピーです。
①【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】練習
スヌーピーは最初は一匹でテニスの練習を始めました。
指を切らずにスヌーピーは、新しいボールの缶を自分で開けることもできました。
スヌーピーはテニスの時は、ひさしのある帽子を被り、靴は履かないのです。
一匹でサーブの練習をし、スヌーピーのサーブはきまっています。
野球の時と同じように、スヌーピーはテニスでも動きがいいのです。
ところがスヌーピーはボールがラケットに当たらないと短気を起こし、ラケットを踏みつけたりネットの柱にたたきつけたりして、ラケットを壊してしまったりします。
スヌーピーが欠陥ラケットはいらないという手紙を書いたところ、新しいラケットが届きました。
スヌーピーの練習の相手はウッドストックです。
ウッドストックからは「作戦でサーブをいただいたり破ったりするのはいいとしても、ホームランはどうかと思う」と忠告されます。
いい忠告です。
ついつい力が入るとホームランになってしまい、野球ではいいのですがテニスではアウトです。
スヌーピーは車のガレージでも一人で打つ練習をします。
スヌーピーは自分から進んで練習するのですからテニスが好きなのです。
好きというところが一番大事です。
楽しくないと続きません。
スヌーピーはスポーツ万能と言われますが、スヌーピーも練習して努力しているのです。
②【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】ミックスダブルス
ミックスダブルスのチームが掲示され、パートナーはモリー・ボレーだとチャーリーブラウンがスヌーピーに教えました。
モリー・ボレーはスヌーピーをパートナーと知り「こりゃあんまりだわ」と言いますがすぐにOKします。
モリー・ボレーは負けるのが嫌いで「ラインコール(線審)する のはいつも私、オーバーヘッドとるのもいつも私、スヌーピーの受け持ちはアレー(ダブルスサイドラインとシングルスサイドラインの間の細長いエリア)だけ」と言います。
モリー・ボレーに仕切られてスヌーピーは大変です。
スヌーピーは自由に動けず、モリー・ボレーに言われた通りに動くことしかできません。
スヌーピーが気の毒です。
スヌーピーはモリー・ボレーに、ダブルフォールト(サーブを続けて二度失敗すること)を一度でもしたら頭をぶんなぐる、と言われてビクビクします。
スヌーピーは、ボレー(相手の打ったボールをノーバウンドで打ち返すこと)をバシッと決められず、ボソっとじゃだめだと、モリー・ボレーに言われてしまいます。
スヌーピーはモリー・ボレーの命令でラインコールして、インにして負けてしまいました。
これはスヌーピーは偉かったです。
負けてしまいましたがスヌーピーは正直で立派です。
こういう時に性格が分かります。
その後チャーリーブラウンからスヌーピーは、インにしたことは公平だったと褒められました。
③【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】モリー・ボレーの言葉
モリー・ボレーはチャーリーブラウンに「チャンピオンは、ウィンブルドンやフォレスト・ヒルズでつくられるのではなく、自分の汚れた練習場でつくられる」と言います。
いい言葉ですね。
生活のモットーになりそうです。
また「欲しいものは自分でつかむんだ」とも言います。
これもまたいい言葉です。
これも生活のモットーになりそうです。
④【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】泣き虫ブービー・いんちきコールベニィ
泣き虫ブービーは泣き虫で、いつも大きく口を開けて泣いています。
この日の試合でダブルスで組んでいる、弟ボビー・ブービーは無口だといいます。
泣き虫ブービーは、ネットが高い・低い、ボールが弾まない・弾みすぎる、ボールが軽すぎる、日の光がまぶしい、肩が痛い、と文句を言い絶えず泣いています。
泣き虫ブービーは泣きすぎて普段の顔が泣き顔です。
それも元気いっぱいの泣き顔です。
泣き虫ブービーのママは車から泣き虫ブービーを見ていて、泣き虫ブービーがいいショットを打つたびホーンを鳴らすのです。
そのためモリー・ボレーはうるさいと怒り、泣き虫ブービーと口喧嘩になります。
このホーンは確かにうるさいです。
そしてスヌーピーが試合中に兄スパイクからの手紙の切手を眺めていたせいで、スヌーピーとモリー・ボレー組は試合に負けてしまいました。
泣き虫ブービーは大喜びです。
スヌーピーは兄スパイクからの手紙に気を取られてしまったのです。
タイミングが悪かったですね。
しばらくして、スヌーピーとモリー・ボレー組、対、泣き虫ブービーといんちきコールベニィ組で、ダブルスの試合をします。
しかしスヌーピーは、一回戦が終わった時にモリー・ボレーが差し入れしてくれた、チョコチップクッキーを全部いっぺんに食べてしまいました。
そのためスヌーピーは気持ち悪くなり試合はできなくなったため、泣き虫ブービーチームが不戦勝で勝ちになりました。
スヌーピーはチョコチップクッキーには目がないので、こういう時は困ったものです。
⑤【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】考えた事
スヌーピーは女子トーナメントの時、耳の付け根をゴムで縛って女の子に変身しました。
考えるものです。
またスヌーピーはサーブの時は、ベースライン(テニスコートの一番奥のライン)の気を悪くしたくないと言い、ベースラインに絶対足をのせません。
そしてスヌーピーは「きたないけちなドロップに生きるものは、きたないけちなドロップに死す」と心の中で思うのでした。
ドロップとは、ボールの勢いをラケットで吸収することで、ネット近くに落とすショットのことです。
スヌーピーはテニスをやりながら、いい言葉を思いつくのです。
教訓になりますね。
⑥【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】チョコチップクッキー
試合開始前のことです。スヌーピーは、モリー・ボレーが持ってきたチョコチップクッキーを全部勝手に食べてしまいました。
スヌーピーは普段めったに食べれないので、目についたら一気に食べてしまうのでしょうね。
モリー・ボレーはカンカンに怒りました。
そしてスヌーピーはモリー・ボレーから、スヌーピーとはもう二度と混合ダブルスはしない、最低のパートナーだと言われてしまいました。
しかしスヌーピーはショックな様子ではありません。
スヌーピーはテニスができなくなったわけではありません。
その後もスヌーピーとモリー・ボレーと組んでの、ミックスダブルスの試合は行われています。
⑦【スヌーピーとテニス チョコチップクッキー】まとめ
PEANUTSでスヌーピーは食べ物に目がありません。
スヌーピーが好物のチョコチップクッキーを試合前に全部食べつくして、モリー・ボレーを怒らせ、混合ダブルスの試合のチャンスがなくなったのはもったいないことです。
モリー・ボレーは気が強いから、スヌーピーはビクビクしながら試合をやるよりはましなのでしょうか。
しかししばらくして復活して、スヌーピーは再びモリーボレーの混合ダブルスのパートナーをしているので、スヌーピーのテニスの実力はモリー・ボレーに認められているのですね。