PEANUTSで、スヌーピーのごはん皿は一年365日、毎日活躍しています。
赤色がごはん皿、黄色が水皿です。
スヌーピーもチャーリーブラウンも身近でよく使うごはん皿は、なくてはならない物です。
ごはん皿はごはんの時以外でも、いろいろな役割を果たしています。
スヌーピーが毎日お世話になっている大切な日用品です。
①【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】山盛りのドッグフード・チャーリーブラウンの名シーン
1955年11月1日、スヌーピーが子犬から少し大きくなり、まだ四本の足で歩いている頃、やんちゃでいたずら盛りのスヌーピーは、チャーリーブラウンの家のテレビの前に居ます。
スヌーピーは、晩ごはんはテレビの前でなきゃダメ、とのことで、チャーリーブラウンがごはん皿にいれた晩ごはんを持ってきました。以後ずっと活躍するごはん皿です。
スヌーピーは食べることと眠ることが大好きです。
ごはん皿は赤色で、水皿は黄色です。
スヌーピーによると、ごはん皿はゴム製だといいます。
毎日欠かさずチャーリーブラウンはスヌーピーに、ドッグフード、または代わりの食べ物を与えます。
チャーリーブラウンが両手で、山盛りのドッグフードのごはん皿を持って歩くシーンは、名シーンです。
スヌーピーはチャーリーブラウンがごはんの時間に、ごはん皿を持ってくると、嬉しくて踊り出すようになっていきます。
(この踊りはスヌーピーがチャーリーブラウンを喜ばすために踊っていたもので、1980年代後半には、あまり踊らなくなってきます。スヌーピーが踊らなくなったことをチャーリーブラウンは心配します。)
あまりに嬉しい時は、犬小屋の上からごはん皿に思いっきり飛びついたこともあり、チャーリーブラウンは「やれやれ!」と言い見ています。
チャーリーブラウンは全国愛犬週間の時、ドッグフードを山盛りにしました。スヌーピーはもちろん嬉しそうです。
チャーリーブラウンは、ろうそくをつけたケーキやフレンチトーストをごはん皿に入れたり、付け合わせにフライドポテトを持ってきたり、いろいろ工夫をしてスヌーピーを楽しませます。
クリスマスには、ごはん皿にチョコチップクッキーが山盛りに入ってくることもあります。
②【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】催促の合図
スヌーピーはごはんの時間が待ちきれないと、ごはん皿を口にくわえて、チャーリーブラウンの所へ催促に行きます。
スヌーピーが何も言わなくても、ごはん皿で意味は通じます。
また、ごはんの時間でなくても、スヌーピーはお腹がすくと、ごはん皿を口にくわえて、チャーリーブラウンの所へごはんの催促に行きます。おまけにドアを蹴ることもあり、だんだん激しくなっていきます。
また、ごはんの時間になると犬小屋の上に立って、ごはん皿を頭に被り、チャーリーブラウンに時間を教えることもあります。
そしてスヌーピーは野球の時、ごはん皿で球を取ったことがあります。
ごはんの催促をしていた時、たまたま球を取れたのです。
そのためチャーリーブラウンは怒るのをやめています。その後もスヌーピーは、野球の時ごはん皿をくわえていることがあります。
③【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】水皿
水皿にはスヌーピーが喉が渇いた時、いつでも水が飲めるように水が入っています。
ごはん皿と同様、水皿もスヌーピーにとっては大切なものです。スヌーピーは水皿が空っぽになると、水皿を頭に被ってチャーリーブラウンに教えに行きます。
スヌーピーはイライラする時やリラックスしたい時、水皿を枕にして寝るのが一番いいといいます。これはとても効果があると、スヌーピーはいいます。
その時、耳は水皿に入れません。ただし起き上がる時、気を付けないと、水皿が立ってスヌーピーは水浸しになります。
そして、水皿を枕代わりにする時はよく中身を見ないと、中身が水ではなくオレンジジュースだったことがあります。そのため中身の確認が必要です。
④【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】投げる
父に日、スヌーピーは父親に会えない、人間に飼われていることが頭にくるといい、チャーリーブラウンの頭に、空になったごはん皿を投げつけてしまいました。
1968年8月、チャーリーブラウンはドッグフードを切らしてしまい、代わりに隣の家からもらったキャットフードをごはん皿に入れて、スヌーピーに持っていきました。
するとスヌーピーは怒って、ごはん皿ごと隣の猫にぶん投げてしまいました。
スヌーピーはすぐに、ごはん皿をぶん投げたことを後悔しました。
スヌーピーの機嫌が悪い時は、ごはん皿は投げるための武器になるのです。
また、スヌーピーは怒るとごはん皿を蹴ることもあります。
他に物がないから、ついごはん皿を投げたり蹴ったりするとしても、こわれてしまいますね。
⑤【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】水浴び
夏の暑い日、ルーシーはナイロンプールで水遊びしますが、スヌーピーは入れてもらえません。
そのためスヌーピーは仕方なく、ごはん皿で水浴びをします。
チャーリーブラウンの家には、ナイロンプールがありません。
チャーリーブラウンはバケツで水浴びをし、スヌーピーはごはん皿で水浴びをします。
ウッドストックも水皿で水浴びすることもあります。
冬になり水皿の水が氷ると、スヌーピーはスケートの時の回転をして滑って遊びます。ウッドストックも滑って遊びます。
⑥【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】ソリ
1973年1月、スヌーピーはウッドストックと一緒にごはん皿ソリで丘を滑っています。出っ張りに乗り上げ、ひっくり返ってしまいましたが、無事でした。
1984年2月、スヌーピーはごはん皿ソリにウッドストック達4羽を乗せて、丘を滑ります。岩にぶつかり、みごとにひっくり返ってしまいましたが、無事でした。
その後スヌーピーはごはん皿ソリで、何回も丘を滑り降りています。
1994年1月23日、ライナスはそれまでは、雪の丘の上でダンボール箱をソリ代わりにして滑っていましたが、 ライナスに新しい本物のソリが来て、自分のソリが世界一速いと言い、滑り出しました。
ライナスの帽子が吹っ飛ぶほどの速さです。
そこへ、ごはん皿ソリに乗ったスヌーピーが、後ろから来てライナスを追い越したのです。
これには驚きますね。 頼もしいごはん皿ソリです。
⑦【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】虫達
1981年8月、虫達がスヌーピーのごはん皿に入り、スタジアムと勘違いしているとスヌーピーが思ったところ、虫達が本当に競技会をやっているというのです。400mリレーをやってるいというから驚きです。
虫達はごはん皿の中で、ワールドシリーズもやりスヌーピーは見守っています。
スヌーピーは小さな虫達の言葉がわかるのです。
1981年11月、虫達は、ごはん皿をデパートの中と勘違いし「サンタ虫」が来ると言っていますが、ごはん皿の世話をしに来たサリーが虫達を振り落としていきました。
スヌーピーは虫達に「ごめんな…」と謝りました。スヌーピーは虫達と仲良しです。
虫達の遊び場にもなるごはん皿です。
虫達はごはん皿を大西洋と思ったりもしました。
⑧【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】縁起を被る
スヌーピーは一人旅の時、縁起がいいようにと、ごはん皿を頭に被って行きます。
1965年11月、スヌーピーはデイジーヒル子犬園でのスピーチの前、チャーリーブラウンに言われ縁起を担いで、ごはん皿を頭に被って行きました。
1967年12月、スヌーピーはフィギュアスケートでオリンピックに出るんだと言い出し、フランスへ行くと言い出かけた時も、頭にごはん皿を被っています。
1968年4月、スヌーピーがペダルマ(アメリカ合衆国カリフォルニア州北部ソノマ郡の都市)へそれまで訓練していた腕相撲の大会に行くという時、1975年11月、1988年6月、ニードルスの兄スパイクのところへの一人旅の時も、同様に頭にごはん皿を被りました。
野球の時、ごはん皿がホームベース代わりにされた時は、スヌーピーが横で怒っているので、メンバー達はそのスヌーピーの激しい怒り方に怖がって、ごはん皿に近寄りませんでした。
スヌーピーはごはん皿を守ったのです。
⑨【スヌーピーのごはん皿 赤色でゴム製】まとめ
PEANUTSで、スヌーピーがごはん皿を乱暴に扱うので、チャーリーブラウンの家族は、何度もごはん皿を買い換え、大変だったそうです。
ゴム製なのでまずい味といいながらも、スヌーピーはごはん皿の底までなめるので、ごはん皿をあっという間にすり減らしてしまうのです。
ごはん皿は毎日活躍しています。
スヌーピーが出かける時に縁起いいようにと、チャーリーブラウンがスヌーピーの頭にごはん皿を被らせるというのが、とても印象的です。
スヌーピーがどこか遠くへ行く時、チャーリーブラウンがスヌーピーの無事を祈っていることへの表れですね。