PEANUTSでスヌーピー達は自分達で土地を耕して皆で畑づくりをします。
楽しいというよりも仲間達は汗をかき大変な思いをして働きます。
ウッドストックはトラクターに乗り頑張ります。
ルーシーは農作物の勉強に熱心です。
①【スヌーピー達の農作業 みんなで畑作り】ウッドストックがトラクターを運転する
1979年6月、ウッドストックは日の出と共に麦わら帽子を被り鍬(くわ)を担いで農場に農作業に行きます。
最初は軽い畑仕事かと思いましたがウッドストックはトラクター(牽引するための原動機付の車両)に乗るので驚いてしまいました。
耕運機とトラクターの違いは、歩行型が耕運機で、乗用型がトラクターです。
農場面積が狭いところは耕運機、広い所ところはトラクターを使います。
トラクターは後部の作業機を付け替えることにより、様々な作業に対応します。農地を耕すために使います。
ウッドストックが使うのは乗用型のトラクターです。
あくまでもウッドストックが使うのは、ウッドストック用のウッドストックサイズのトラクターです。
ウッドストックは体が小さいのでトラクターを使わないと狭い土地でも相当な労力と時間がかかってしまいます。
ウッドストックはトラクターに乗った後せっせと鍬で藁をまとめ、まとめた藁を一輪車のネコで運びます。
ウッドストックは一羽で作業しています。
ウッドストックは小さい体で一度に沢山の仕事はできず、何回も同じ作業を繰り返さなければ作業がはかどらないのです。
普通の人よりもずっと大変な仕事量になります。
ウッドストックは飛ぶことが苦手なためマヌケ鳥と言われていましたが、マヌケどころか賢い小鳥だと思います。
誰も見ていない所でもウッドストックは一羽で黙々と農作業をします。
ウッドストックは真面目なのです。
ウッドストックはたくさんの重たい石を一か所にせっせとまとめました。
働き者のウッドストックです。
ウッドストックは汗を飛び散らせて働き作業は進みます。
疲れ切ったウッドストックはスヌーピーの所へ帰って来て、スヌーピーに仕事を手伝うようにお願いします。
何とウッドストックからのスヌーピーへのお願いはスヌーピーが案山子(かかし)になることでした。
スヌーピーは引き受けて案山子になりますが嬉しくないと言います。当然ですね。
ウッドストックはその後も朝早起きしてトラクターに乗り農場に行きます。
②【スヌーピー達の農作業 みんなで畑作り】ルーシーとライナス
1979年6月、麦わら帽子を被ったルーシーが家の庭中に種を蒔くと言い、シャベルやスコップで地面を耕しています。
ライナスがそばに立って見守っています。
ルーシーは今日は芽キャベツの種を蒔くと言います。
ライナスが蒔き時シーズンかと聞いたところルーシーは「関係ないでしょ?芽キャベツは何されてんだか気づいちゃいないもん!」と言います。
ルーシーらしい言葉ですね。
そんなルーシーは園芸のための輪作の勉強をしていて、トマトが枯れた次の年にはハツカ大根が枯れるとルーシーは言っています。
ルーシーは豆を育てるのは易しいと言います。
しかもルーシーは育てる間は特別な場所で待つと言います。
それは何処かとライナスが聞くと何とルーシーは「ビーンバッグチェアの中よ!」と言います。
ルーシーにはユーモアがありますね。さすがルーシーです。
ビーンバッグチェアは日本語で「豆袋椅子」のことです。
次の引用文はビーンバッグチェアの説明です。
ビーンバッグチェア。子供の頃から誰もが知っていて大好きな、古典的なふにゃふにゃの椅子です。
だからこそ、ここ数年で豆袋が復活したことで、多くの人が恍惚としています。何百万個ものビーズで埋め尽くされた超ソフトなソファに腰を下ろすと、子供の頃に戻ったような気分になるものです。
https://techeye.net
恍惚(こうこつ)とは物事に心を奪われてうっとりするさまのことです。
ビーンバッグチェアはそれほどに居心地がいいのですね。
ルーシーはパースニップ(シロニンジン)の種を蒔いた後「今夜遅く気温が氷点になったらどう?」と言い心配し、ライナスの安心毛布を庭の種を蒔いた所に被せてしまいます。
ライナスはパースニップと大切な安心毛布と一緒に夜明かしするつもりになります。
世界的に有名な測量士に変装したスヌーピーが郡から来た測量士だと言い、ルーシーの菜園と隣の土地との境界を見つけるのだと言います。
ルーシーはトマトも豆も自分が植えたと言いカンカンに怒ります。
ライナスの説明からそのスヌーピー測量士によれば双方の土地の所有者が間違っているということで、ルーシーは更に怒ってしまいます。
そのためスヌーピーは慌てて案山子に扮してじっとしていました。
③【スヌーピー達の農作業 みんなで畑作り】菜園作り
1982年2月、ルーシーは地面を耕して菜園を作るといい張り切っています。
ルーシーはジャガイモや、豆や、ハツカ大根や、エンドウを植えると言います。
そして地面を耕すのはライナスの仕事です。
しかしライナスは地面を耕すのが苦手な様子で、しかも地面が固くてスコップが入っていかないのです。
ライナスは疲れ切ってしまいのびてしまいました。
ライナスには農作業は向いてないのですね。
ライナスはルーシーにスコップに乗せられて放り出されてしまいました。
そのためルーシーはスヌーピーに地面を耕すことを頼みに行きます。
スヌーピーは地面を耕すことを引き受けました。
スヌーピーは麦わら帽子を被り自分のことを世界的に有名な作男(さくおとこ:雇われて農耕をする男)だと言います。
ルーシーに裏庭を全部耕すように言われたスヌーピーは汗を飛び散らせながら耕しますが、地面が固いのかなかなか思うように耕せません。
悪戦苦闘のスヌーピーは結局ライナスのように、ルーシーにスコップに乗せられてライナスの所に放られてしまいます。
ルーシーの家の裏庭の土は耕しにくい地面なのです。
その後耕した所にルーシーに言われるままライナスとスヌーピーが何かを植えています。
チャーリーブラウンが来て何を植えているのか聞いたところ、ライナスがフライドポテトと答えます。
確かにそれらしき物をライナスとスヌーピーは植えています。
一体どうなっているのでしょうか。
その後今度はスヌーピーはルーシーに種の入った入れ物を渡されます。
ところがルーシーがちょうどその時かかってきた電話で話している間に、スヌーピーはウッドストック達小鳥の三羽にその種を餌として食べさせてしまいました。
少し遅れて菜園に来たルーシーはスヌーピーがもう種を菜園に蒔いたものだと思い、スヌーピーのことをよく働くと言い褒めています。
いくら待っても地面から芽が出ることはないのでその時にルーシーが怒り狂いそうで恐いですね。
スヌーピーはその種を見てウッドストック達にもってこいの餌だと思ってしまったのですね。
④【スヌーピー達の農作業 みんなで畑作り】まとめ
PEANUTSで仲間達が毎日食べている農作物を作ることに自分達もいそしむことは、PEANUTSを通して社会にいい影響を与えると思います。
ルーシーが野菜の育て方に興味を持つように、世の中の人が同じように野菜の育て方に興味を持つとしたらとてもいい事だと思います。
実際畑や土地またはプランターなどがなければ野菜は作れませんが、野菜の作り方を知識として持っているだけでも楽しいと思います。
以前1972年3月、フランクリンは4Hクラブ(農業青年クラブ)の集まりに行っていました。
4Hとは、農業のための、Hands、Head、Heart、Health、のことで増進していく4つの信条の頭文字を総称したものです。
4つとも全部大切ですね。