PEANUTS【イースタービーグル】卵の殻から飛び出るよ

PEANUTS スヌーピーについて

PEANUTSでスヌーピーはイースター(復活祭)でハッピーダンスを踊りながらイースターエッグを仲間達に配り、イースタービーグルと呼ばれます。

そしてイースタービーグルは仲間達の前で巨大な色付き卵の中で一輪車に乗り、一輪車を走らせて殻を突き破り飛び出し、生命の誕生と蘇りを演じキリストの復活をお祝いしています。

①【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】イースターとは復活祭のこと

イースターと言っても日本では馴染みが薄くクリスマス程には知られていないように思いますが、海外のキリスト教圏ではクリスマスやハロウィンより重要とされています。

イースター(英語ではEaster)は日本語では復活祭といいます。

Easterの名称には「春の女神」という意味があるといいます。

イエス・キリストは十字架にかけられて処刑された後、3日目に復活したと言われています。

そのキリストの復活をお祝いするお祭りを復活祭といいます。

キリストが復活したのが日曜日だったため、復活祭の日は春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日と決められています。

そのため復活祭の日は毎年変わることになります。

今年2022年の復活祭は4月17日になります。

復活祭の期間は復活祭当日の40日前から復活祭当日の50日後(ペンテコステ・聖霊降臨日)までとされていますが、飾り始めは復活祭当日(前日まではまだキリストが死んだ状態のため)がいいということも言われています。

キリスト教では生命の誕生を示す卵が復活祭の象徴品として奇麗に色付けされて使われます。

その色付けされた卵をイースターエッグといいます。

イースターエッグには「生まれた」または「蘇った」という意味が込められているといいます。

ヒヨコが生命の入れ物である卵の殻を破ってこの世に生まれてくることを、キリストが死の殻を破って蘇ったというおめでたいイメージに置き換えていると言われます。

イースターエッグを作る時は卵は生卵の底に5mm程の穴をあけ、細い竹串などで黄身を潰して中身を出し水でよく洗い乾燥させてから色を塗ります。

復活祭の特徴は卵を使ったお料理を食べたり、イースターエッグを使った遊びをすることです。

そしてウサギも復活祭の象徴とされています。

ウサギは繁殖しやすく生命力が旺盛というところから復活祭のイメージにぴったり合っていると言われています。

そのため復活祭はイースターエッグとウサギ(イースターバニー)にイメージが象徴されています。

ルーシーは復活祭当日から40日も過ぎてからイースターエッグを何色に色付けするかやっと決まり、青と黄にすることをチャーリーブラウンに嬉しそうに言います。

きっとルーシーは卵を何色にするかで悩みすぎ延々と悩んでいる間に復活祭の当日がとっくに終わっていたということです。

チャーリーブラウンがもう復活祭の日は終わってることを教えないところが何とも言えないと思いました。

しかしそうではなくこの時は復活祭の当日から40日後なのでまだ復活祭の期間であり、チャーリーブラウンはルーシーのことを「よくやるよ…」と感心し、パティにルーシーがイースターエッグの色をついに決めたことを嬉しそうに話しているのです。

チャーリーブラウンはイースターエッグに塗る色を決められないルーシーのことを見守っていたのですね。

②【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】ライナスとイグルー

ライナスはオスマー先生(ライナスが憧れているライナスの学校の女の先生)から学校に卵の殻を持って来るようにと言われています。

復活祭当日まではあと3か月ありますが早くからイースターエッグの準備をするのですね。

ライナスはチャーリーブラウンにイグリを作るのだと言い「ひとつはイグルー…ふたつはイグリ!」と言います。

イグルー(igloo)とはカナダのイヌイット族の冬の住居をさすもので雪のブロックを重ねて作ったドーム状の簡易住居のことです。

イグルーの複数形は、igloos、となります。イグリというのはライナスが考えて付けたのでしょうか。

ライナスがイグルーを中身が空の卵の例えにしたことの意味はよく分かります。

イースターエッグは卵の底に5mm程の穴をあけて中身を出してから作るものなので、卵の穴をイグルーの入り口とすると色を塗る前の白い空の卵は確かにイグルーにそっくりです。

ライナスは楽しい例えを思いつくのですね。それとも学校で先生や皆が卵の殻のことをイグルーと呼んでいるのでしょうか。

ライナスによると学校で小さなイグルー村を作ることになっているのだそうです。

しかしライナスは卵の殻を何日も学校へ持って行くのを忘れてしまい、その度ライナスはオスマー先生がショックを受けていると言い、オスマー先生がかわいそうオスマー先生が病気になったらどうしようととても気にします。

そして朝やっとライナスは卵の殻を忘れずに持って来てチャーリーブラウンに嬉しそうに見せますが、チャーリーブラウンに今日は土曜日で学校は休みということを教えられライナスはしょんぼりしてしまいます。

③【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】オスマー先生が結婚する!

何ということでしょう、オスマー先生が結婚するというライナスにとって大変な出来事が起こります。

ライナスが卵の殻をやっと学校に持って行ったところ、オスマー先生は学校をやめてしまいいなくなっていたのです。

一大事のライナスは放課後チャーリーブラウンに夢中でその内容を話します。

それまでライナスはオスマー先生が毎日イライラして精神的負担が募っていたのを、自分が卵の殻を持って行くことを忘れることが続いているからだと思っていました。

しかしライナスは「卵の殻はもっと深い問題の現われにすぎなかったんだよ!」とチャーリーブラウンに言い、オスマー先生がプライベートの問題でストレスが募っていたことを理解するのです。

ライナスはオスマー先生が結婚することを知らなかったのですから、オスマー先生のイライラを自分が卵の殻を忘れ続けることと結び付けてしまうのは、ライナスは子供であるため無理もないことだと思います。

そしてライナスはオスマー先生に結婚のお祝いに卵の殻を1箱プレゼントするのです。

ライナスはやっと学校へ持って行ったけれどオスマー先生に見せることができなかった卵の殻を、オスマー先生にプレゼントとして送ることで見てもらいたく、また縁起のいい卵の殻でオスマー先生への結婚のお祝いとしたのですね。

ライナスからオスマー先生への思いのこもった卵の殻のプレゼントだと思います。

④【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】ハッピーダンスはウサギに見える

伝承ではイースターバニーは子供達の家に色付けされたイースターエッグを運んでくれて隠すと言われています。

ハッピーダンスを踊りながらイースターエッグの入ったかごを持ったスヌーピーが、イースターのウサギの真似をしてライナスの家の庭にイースターエッグを隠しています。

家の中の窓から見ていたライナスはスヌーピーをイースターのウサギだと思いルーシーに「イースターのウサギがうちの庭に来てるよ!」と言います。

スヌーピーがライナスの家の庭に隠した沢山のイースターエッグをライナスはすぐに外へ出て集めます。

スヌーピーはハッピーダンスを踊る時両耳を立ててピョンピョン跳ねるので、ライナスにはスヌーピーがウサギに見えたのだと思います。

それともライナスにはイースターエッグを庭に隠しているのはスヌーピーということは分かっていて、あえてスヌーピーのことをウサギと言ったのかもしれません。

スヌーピーとしてはライナスがどこかから見ているとしたらライナスを喜ばせたくて、一生懸命ウサギのように跳ねながらハッピーダンスをしているのだと思います。

スヌーピーは野原の道でハッピーダンスを踊りながらイースターエッグの入ったかごを持って、ルンルン気分でイースターエッグをポイポイと放り落として行きます。

スヌーピーはイースターエッグを茂みに隠すのではなく誰か拾ってと言わんばかりに放り落としているように見えます。

スヌーピーは子供達の家ではないから野原の道ではイースターエッグを隠さないのですね。

スヌーピーがポィッと放ったイースターエッグがウッドストックに命中しましたがスヌーピーはおかまい無しです。

スヌーピーはきっとこれも後から歩いてくる仲間達がイースターエッグを拾って喜ぶようにと思い、イースターエッグを野原の道に落としているのだと思います。

一見ポイポイ野原の道にイースターエッグを投げ捨ててどうしようもないスヌーピーに見えますが、スヌーピーは仲間を楽しませるために気を遣っているのですね。

もちろんスヌーピーは大好きなハッピーダンスを踊りながら楽しんでイースターエッグを落として行きます。

⑤【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】ライナスがイースタービーグルと名付ける

次の年ライナスはハッピーダンスを踊りながらイースターエッグを配るスヌーピーを 「イースタービーグル」と 呼ぶようになっています。

ライナスはルーシーに「イースタービーグルと握手したら色付きタマゴくれたよ!」と言います。

そしてスヌーピーはルーシーのホッペにチュッとキスをしてルーシーに色付きタマゴを渡して通り過ぎて行きます。

スヌーピーは低い塀の上や道の隅など人目に付きやすい所に色付きタマゴを落として行きます。

きっとスヌーピーは仲間がスヌーピーが落としたイースターエッグを拾うことで、仲間を楽しませることが自分の役目と思っているのだと思います。

イースタービーグルという呼び名は楽しい呼び名ですね。

他の年の復活祭の日、色付きタマゴの入ったかごを持ったスヌーピーが来るとライナスは「イースタービーグルがやってきた!!」と大喜びです。

色付きタマゴをスヌーピーから受け取ったライナスは嬉しそうに「ありがとう…ほんとにありがとう」と言います。

そしてイースタービーグルがバイオレット、サリー、シュローダー、パティに色付きタマゴを配ると皆スヌーピーに「ありがとう」と言い嬉しそうです。

ところが最後に待っているチャーリーブラウンの分は品切れでスヌーピーはチャーリーブラウンに色付きタマゴを渡せません。

スヌーピーはかごを逆さにしてもう無いというアピールをしてさっさと行ってしまいます。

あっさりとしているところがスヌーピーらしいです。

チャーリーブラウンは次は自分がもらえると思い嬉しそうにニコニコしていたのに残念でかわいそうです。

⑥【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】スヌーピーは寝てたら起こされた

そして他の年スヌーピーは復活祭の前日の夕飯にピザを食べ過ぎたため、復活祭当日の朝気持ち悪くて起きられず犬小屋の上で寝ています。

いつもの年はサービス精神旺盛なスヌーピーが今年は現れないのでライナスがやって来てスヌーピーに「きみはイースタービーグルなんだよ!表へ出て行って卵を配らなきゃだめだよ!それが君の仕事なんだ!君の務めなんだ!」と必死で説得します。

スヌーピーはライナスにつかみかかられてやっと起きてしぶしぶ色付きタマゴを配りに出掛けます。

スヌーピーの体も時には調子悪くなるのは仕方ないことですが、スヌーピーはピザという大好物の食べ物には勝てないのですね。

仲間達はイースタービーグルを心待ちにしているのです。スヌーピーは人気者です。

⑦【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】巨大色付きタマゴの中から登場

復活祭でだんだん凝っていくスヌーピーです。

スヌーピーが考えたことだと思いますが、外でライナスとサリーの前にまるでサーカスのように人が入れるくらいの巨大色付き卵があるのです。

その巨大色付き卵を見ただけでもライナスとサリーは驚きます。

ライナスにはスヌーピーが芸をやる予想がつく様子で「またもやイースタービーグルの大ヒット!」と言います。

イースタービーグルは巨大色付き卵の中で仲間が来るのを待っていたのです。

ライナスやサリーを喜ばせようとイースタービーグルは巨大色付き卵の中で一輪車に乗り、一輪車を走らせて勢いよく殻を突き破って外に飛び出します。

スヌーピーは一輪車に乗っているため迫力があります。

これはヒヨコが卵の殻を破って生まれてくることをイメージして、おめでたくキリストが復活したことをスヌーピー自身が演じているのだと思います。

最初はスヌーピーは何やってるのかな~全くしょうもないスヌーピーはふざけたことばっかりやってるなどと思いましたが、そうではなくスヌーピーは身を持ってキリストの復活を祝っているのですね。

スヌーピーごめんね、よく考えればスヌーピーが巨大な卵の殻を破って飛び出したことにはスヌーピーのしっかりした深い意味があるのですね。

しかもスヌーピーはいくつもの色付きタマゴをお手玉のように持ち替えて上にあげ、頭にはウッドストックが乗っています。

本当にスヌーピーは仲間達を楽しませる気になったら徹底して楽しませるのですね。

スヌーピーは自分が目立ちたいとか花形でいたいとかという気持ちは全く無いと思います。

スヌーピーはただひたすら仲間を楽しませたい一心だと思います。

イースタービーグルのスヌーピーの活躍は一生懸命で素晴らしいです。

⑧【イースタービーグル 卵の殻から飛び出るよ】まとめ

PEANUTSでスヌーピーは復活祭でイースタービーグルになり、ハッピーダンスを踊りながら仲間達にイースターエッグを配ります。

スヌーピーは自分の役割は仲間達を喜ばせることと思い、ピザを食べ過ぎて具合悪くなった時以外はイースタービーグルになりきっています。

そして復活祭でスヌーピーはライナスとサリーの前で、とても大きな巨大な色付き卵の殻を殻の中から破って巨大な色付き卵の中からスヌーピーが一輪車に乗って飛び出した、スヌーピーの演出の素晴らしさには頭が下がります。

スヌーピーが演じるイースタービーグルは復活祭を身を持って祝い、また身を持って仲間達を楽しませています。

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